℃-ute・矢島舞美、過激な写真集が「ハロプロ史上最高の卑猥さ」と話題…AKBグループのセミヌード路線に対抗なるか?


 アイドル界では、AKB48グループが写真集でセミヌード路線を展開。小嶋陽菜(27)ら大人のメンバーだけでなく、HKT48の宮脇咲良(みやわき・さくら/17)など法的にギリギリのメンバーまで脱いでいる。

 一方のハロプロは、モーニング娘。の全盛時代から王道アイドル路線を続けている。写真集は爽やかなイメージの水着ショットが多く、卑猥な印象を受けるようなものはあまりない。少なくともグループに所属しているメンバーは「清純派」のイメージを頑なに守っている。これはアイドルファンにとって馴染みやすいものの、近年はインパクトでも売上でも完全にAKBグループの後塵を拝していた。

 その差別化がハロプロ系アイドルの持ち味になっていた部分もあったのだが、ここにきて矢島が突如として過激セクシー路線に飛び込んできたといえる。

 矢島といえば、スポーツ万能でアイドルらしからぬ肉体美の持ち主。トレーニングに励みすぎたことで腹筋が6パックに割れ、アイドルではなくアスリートの体型になってしまうことを危惧した事務所から「筋トレ禁止令」を出されたエピソードも有名だ。

 しかし、バキバキに割れた腹筋が魅力的だという声も強く、一部では実写版映画『進撃の巨人』のミカサ役は矢島が最適任だったという意見が上がっているほど。鍛え上げられた腹筋は彼女にとって大きなチャームポイントであることは間違いないはずだが、今回の写真集の先行カットでは完全に「封印」されている。

 それだけ今作では「セクシーさ」の演出を徹底しているということなのだろう。

「業界トップのAKBグループにあれだけ脱がれてしまうと、正統派路線のハロプロ系アイドルは厳しくなるばかり。これを打開するため、セクシー路線の切り込み隊長として矢島が起用されたのでしょう。矢島は身長166センチのスラリとした長身で、アスリート並みに引き締まった肉体の持ち主。ボディーの見事さなら、AKBグループにまったく引けを取りません。昨年11月にモー娘。を卒業した道重さゆみ(26)からハロー!プロジェクト総リーダーの座を受け継いだグループの象徴的存在でもあり、ハロプロの看板を背負ってセクシー路線に最初に打って出る適役は、年齢的にもスタイル的にも彼女をおいて他にいません」(アイドルライター)

 アイドル戦国時代といわれて久しいが、実質的にはAKBグループの圧勝。他には数えるほどしか「勝ち組」がいない状態だ。写真集に限っていえば、完全にAKBグループの独擅場になっている。この堅牢なAKBの牙城にハロプロからの刺客として風穴を開けることができるのか、矢島が写真集で魅せる「本気」に期待したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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