【世界風俗探訪・オランダ編】合法的売春宿・飾り窓の実態は…

 
 
 
「ジャパニーズ? ノー!」
 
 
 
 噂には聞いていたのだが、飾り窓の女性たちはプライドが高い人も多いという。それは、政府(国)が認めているゆえなのか、いろいろな理由はあるだろうが、横暴だったりして自分の気に入らない客は容赦なく断る。そこで揉めると先ほど見かけたようなゴツイ男のお出まし…となるワケだ。

 いきなり出ばなをくじかれた形になったが、その5分後、シルバーに近いブロンドのショートカットが似合うボンデージ姿の女性が誘う飾り窓の前にいたボク。赤い口紅に染まった唇が妖艶さを演出していた。

 中からドアを少し開けて彼女が話しかけてきたので、交渉をすると50ユーロ、当時の日本円にして約7,000円で成立。そして部屋に招き入れられて…。

 噂には聞いていたが、部屋の内部はかなり狭い。床面積は部屋に置かれていたベッドよりも一回り大きい程度といった感じだ。…だとしたら、このベッド、どうやって、この部屋に入れたんだよ? そんな疑問を抱きつつも、彼女がカーテンを閉めると部屋が薄暗くなってプレイに…。

 仄かな闇の中に彼女の赤く染まった唇だけが浮かぶ。それに違和感を覚えるボク。というのも、基本的に日本の風俗で働く女性にとって、赤い口紅はもとより口紅全般はプレイ中はご法度だ。理由はもちろん、客に付着するからだ。だから違和感を覚えたのだが、彼女が口紅を塗ったままでプレイに入った理由はスグに判明する。
 
 
 
「ノーキス、ノーオーラル」
 
 
 
 ボクをベッドに横たわるように促した後、彼女がピシャリといった。つまり、キスもフェラもないってことだ。これならば、プレイ中に彼女の口紅は落ちる心配もないわけだ。

 なお、後から同僚に聞いた話では、女性によっては交渉次第でオプションとしてフェラはあるそうだ。つまり、彼女も交渉次第では…。

 ちなみに、先ほどから相手になった女性を“彼女”と記しているのは、名前を聞いても「ノー!」と教えてくれないからであり、結局、最後まで知ることはなかった。まぁ、そういうものなのだろう。

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