その後、入れ替わりでシャワーを浴び、ベッドインがスタート。
ムワっ、酒クサっ!
軽いキスから始めたのだが、レイナちゃんの口臭はまさに「酒」であった。せっかく酔いが醒めかけていたのに、この呼気でまた酔ってしまいそうなほどだ。
このままディープキスで唾液交換なんてしようものなら、チンコが完全に寝てしまいそうである。そそくさとキスを切り上げ、オッパイを攻めてからクンニに移行。
酔いのせいもあり100パーセントのクンニではなかったが、レイナちゃんはアフンアハンと楽しそうに感じてくれている。濡れ具合もバッチリなので、お酒のせいで感度が鈍ったりはしていないようだ。
「なにそれ、超ヤバいよ」
「ん? なにが?」
「なにがって、ショーイチさんの舐め方、凄いんですケド」
「そ、そうかな?」
「だってアっという間にイカされちゃったの初めてですよ」
「え? もうイってたの?」
「はい。舐められてスグに……」
「そっかぁ。そんなに気持ちイイのならもっとシてあげるね」
「いえ、それよりも……、もう入れてほしい、な」
嗚呼、生きているって素ン晴らしいなぁ。こういう楽しみがあるからこそ、人は生きていけるのだろう。金も名誉もない筆者だが、この瞬間だけは地上最強の勝ち組になった気分に浸れるのである。
ササっとゴムを装着し、正常位挿入開始。
ん?
なんか変だ!?
ギチっとした締りで愚息が圧迫されているのがよく分かる。レイナちゃんの締りはかなりいいほうだ。だのに、ピストンしてもイマイチ気持ち良くないのである!!
考えてみたらお酒を飲んでからのエッチだなんて数年ぶりかもしれない。愚息もフル勃起しているものの、いつもより芯が弱いような気さえしてきた。
や、ヤっべぇゾ!
もし発射よりも先に中折れしようものなら目もあてられないではないか! 目を瞑りながらエッチなことを考えつつ、ピストンの角度をこまめに変えていく。
5、6分はそうしていただろうか。一向に愚息が気持ちよくならないのである! しかし、ここで焦ってしまっては泥沼化するに違いない。こういうときは慌てず騒がず、他の体位を試すべきだ。
「じゃ、バックでしたいから四つん這いになってくれる?」
「フフ、私バックでされるの大好きなんですよ」