後藤真希が第一子妊娠を発表、産休宣言せず「活動継続」のウラに切実な事情


 後藤といえばモー娘。全盛期の中心メンバーとして大活躍していた一方、家庭環境は不遇だった。

 父親は1996年にロッククライミング中の事故で死去し、女手ひとつで子育てをしてきた母親は2010年に自宅の2階から転落死。酒に酔っての事故だったとも自殺だったともいわれている。弟の後藤祐樹(28)は2000年にダンスボーカルユニット・EE JUMPとして姉に続いてデビューするも、その2年後に飲酒スキャンダルで芸能界追放。さらに2007年に銅線窃盗や強盗傷害で逮捕され、少年刑務所送りになった(現在は出所)。まさに「不幸の連鎖」ともいえる状況だった。

 一部では夫について「元ヤンキー」との情報が浮上し、結婚生活に不安がささやかれたことも。モー娘。OGは卒業後にトラブルや人気低迷に見舞われるケースが多く、後藤も例に漏れず不幸になってしまうのではないかと危惧されていた。

 だが、後藤がささやかな幸せと新たな命に恵まれたことでファンは安堵している模様だ。

 ただ心配の種も残っている。後藤は地元の東京・江戸川区に建てた一軒家に親族らと暮らしているが、その負担が大きくなっているのだという。

「後藤の家には姉夫婦やもうひとりの姉、さらには無職状態である祐樹の妻と子どもが同居し、10人近い大所帯になっている。後藤と夫以外はほとんど収入がない状態。後藤の夫は普通の会社員ですから、それだけの人数を支えることは不可能です。一家は後藤におんぶにだっこで、モー娘。時代の蓄えを切り崩して生活しているようです。そこに新たに赤ちゃんが加わり、後藤は出産や育児で仕事が思うようにできなくなるでしょうから、かなり経済的に厳しくなる。本来なら産休宣言したいのに『出来る限り頑張りたい』と活動継続をアピールしたのは、そんな切実な理由があったからでしょう」(週刊誌記者)

 家族を大事にするのは立派だが、あまり働き過ぎるようになれば後藤の身体が心配だ。ただでさえ出産・育児という人生の大事業で疲弊するだけに、無理せずマイペースに復帰できればいいのだが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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