ココちゃんはかなりノリノリで明るい性格のようだ。こういう娘が彼女になってくれたらさぞかし楽しそうである。だが、筆者トコショーにしてみれば女性の性格は二の次、三の次。セックスの相性が一番大事であり、それ以外の相性なんて誤差みたいなものだからだ。
この日はギャラが振り込まれたばかりだったので少々懐に余裕があった。それゆえグレードの高いラブホテルを選び、そこにチェックインしたのである。
部屋に入ると、物珍しそうに室内を物色するココちゃん。最初は遊び慣れているのかと思ったが、案外ラブホテルを利用した経験は少なさそうだ。
「あ、コーヒーがありますよ! ショーイチさん、飲みます?」
「うん。貰おうかな」
「じゃ私も飲むから二人分いれちゃいますね」
電気ポットに水を入れお湯を沸かし始めるココちゃんの姿を見ていると、なんだか同棲しているかのような気分だ。
ほどなくしてコーヒーがテーブルの上に並べられた。大人3人が余裕で座れそうなソファに二人で座りながらコーヒーを飲み始める。
「あのぉ、ショーイチさんってタバコ吸いますか?」
「うん。吸うけど、ココちゃんが苦手なら会ってる間は我慢できるよ」
「いえ、そうじゃなくて私も吸うんですけど……」
「あ、そっか。じゃ、二人で一服しちゃおうか?」
「はい。ありがとうございます!」
「やっぱりコーヒー飲むとタバコを吸いたくなっちゃうよね」
「そうなんですよぉ! ああ、良かった」
こうして二人でプハーっと煙を燻らせながらコーヒーを味わうのであった。
その後、ココちゃんが先にシャワーを浴び、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び始めた。
シャワーを浴び終え、バスタオルで体を拭きながら歯ブラシの準備を行う筆者。女性の前で歯磨きをして清潔アピールをするためである。
ココちゃんはソファの上で体育座りをしながらこちらを見ていた。
「バスタオルの隙間からアソコが見えちゃいそうだよ」
「もう、ショーイチさんのスケベっ!」
「うん。スケベだよ。そんなのこの顔見たらわかるでしょ?」
「ふふふ、たしかにそうかも」
「もうちょっと待っててね。あ! タバコ吸って待ってていいよ」
「でも、私もさっき歯を磨いちゃったし……」
ピン!
会話の最中にヒラめいてしまったトコショー。大急ぎで歯を磨き終わり、ココちゃんの隣に座った。
「ね、実は前からしてみたいことがあったんだけど……」
「どんなことですか?」
「女の子にタバコを吸ってもらって、その間オレがクンニをしたいんだ」
「えぇっ! な、なんですか、ソレ?」
「そんなのしたことない?」
「はい。ないですよぉ」
「じゃあ試しにヤってみない? 別に痛くもないし汚くもないから全然ノーマルでしょ?」
「ま、まぁそうですね」
「じゃ、決まり! ほらそっちに背中を預けて、うん、そう」
「こ、こうですか?」
「OK! じゃ早速一服どうぞ」