第六感を実感できるホテヘルがあった!?


「それでは、シャワーにしましょうか。あっ、アイマスクは外さないでくださいね。ちゃんとリードいたしますので、ご安心ください」

 その後、手をつなぎ、バスルームに誘導された。その間、たとえ聴覚だけが頼りでも不安はなかった。なんとなく、感が冴え渡っていたのかもしれない。

 目隠しをしてシャワーを浴びるのは人生初だろう。いつもと何かが違うシャワーだ。シャワーの穴から出てくる水の一粒一粒が肌に突き刺さる、とでも表現するべきか。そして、嬢に洗ってもらう際に当然、身体に触られるワケだが、ただ触れただけでも気持ちイイ…。「俺、こんなに敏感だったか?」と自問してしまうほどだ。

 結果としては“敏感になった”ようだ。どうやら、視界を遮られ、さらにベッドでは手足を拘束された分、耳や鼻、肌、そして“五感以上の何か”…つまり第六感が研ぎ澄まされていたようなのだ。

 もちろん、嬢がテクニシャンということもあるだろう。実はコレについては、お客さんに顔を見られないということで、ルックスで他店を落とされた凄腕テクニシャン揃いとの噂が…。

 第六感が存在するか否かを決めるのは、その人次第だろう。ただ、余計なものが見えない分、余計な考えをシャットアウトでき、“感じることに徹底できる”ことは確かだった。また、よく女性誌のセックス特集で“マンネリ打破のために目隠しを…”的なアドバイスがあるが、あながち間違っていないと思った次第だ。その証だろうか、フェラでフィニッシュとなったが、その後、さらに手コキをされて男の潮吹きを初体験した筆者なのであった。
(文=子門仁)

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