首絞め、唾吐き、罵倒合戦! そこから始まる羽月希と友田彩也香の壮絶なレズプレイにおくちアングリ状態!!

 
トコショー流! 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第123回
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 今から5年ほど前、筆者トコショーは仕事で羽月希(はづき・のぞみ)チャンにインタビューした事がある。短い時間であったものの、彼女の内面から滲み出る優しさとエロスに圧倒されてマジ惚れしてしまった。筆者が出会ったAV女優にマジ惚れしてしまうのは日常茶飯事なのではあるが…。

 それ以降、事あるごとに彼女の出演作をチェックしているのだが、羽月希という女優は本当に不思議だ。どんな役どころでも羽月希を貫き通したまま作品を成立させてしまっているのである。そう、どんなドラマであっても木村拓哉を貫き通すキムタクさながらなのだ。

 というワケで今回紹介させていただくのは、こちらの『エリート美人OLの醜くも麗しきガチンコレズバトル 羽月希VS友田彩也香』である。希チャンと友田彩也香(ともだ・あやか)チャンは同い年の26歳。AV女優歴もほぼ同じなので抜群のレズ絡みを期待できそうではないか! 

 舞台は女性雑誌の編集部。在職歴の長い敏腕編集者の希チャンは、入社1年目の彩也香チャンに対して嫉妬心を抱いていた。彩也香チャンがバリバリに仕事ができるので、自分の地位を脅かされるのではないかと憎悪にも似た感情だ。

 そんなある日、次号の特集企画を担当したものが次期編集長になることが決まったのである。メラメラと闘志を燃やす二人。彩也香チャンは深夜まで企画を考え、希チャンはあろうことか彩也香チャンの企画を横取りしようと画策するのである。

 まるで昨年話題となったドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)さながらだ。女性同士のマウンティングの模様は、見ていてハラハラドキドキ。次の展開が読めないので夢中になって見てしまう。

 フと気がつくと既に30分が経過していた。ここまで脱ぎもなければ絡みも一切ナシ! 最初は癒し系のファニーフェイスの希チャンに悪女役が務まるのか心配だったのだが、実に見事に演じきっていたと言えよう。

 二人の関係がグングンと悪化していき、とうとうその時がやってきた。どちらが編集者として上か、どちらが女として上かの雌雄を決するためレズバトルに突入するのである。ちょっと強引な展開だが、勢いで思わず納得させられてしまうのだった。

 お互いの首を絞め合いながらキスをする希チャンと彩也香チャン。ブスだのババアだのと汚い言葉で罵りあい、相手の顔面に唾を吐き、キャットファイトを彷彿とさせるバトルである。手マンで相手を感じさせ、クンニで快感を与え、シックスナインで性器を貪るように舐めあう。先にイかせたほうが勝者ということらしいのだ。

 ラストは壮絶な貝合わせ。互いのマンコを密着させ腰を激しく振るというレズの定番プレイ。

 なんて壮絶なイカせ合いなんだろうか! 愛情と憎しみが交差する中で行われる営みは迫力十分。プレイの合間に発せられる罵詈雑言もいい味付けになっているので、一言も聞き洩らすまいと耳を澄ませて鑑賞してしまうほどだった。希チャンと彩也香チャンは二人とも美乳なので裸体が蛇の交尾のように絡み合う様子も生ツバものである。

 こうした激しいバトルの末に予想外のラストが待っているのだが、なかなかイかしたオチだ。レズのカラミというのはエンドレス状態ゆえにメリハリに欠けてしまいがちである。しかし、この『エリート美人OLの醜くも麗しきガチンコレズバトル 羽月希VS友田彩也香』では闘いという要素のおかげで盛り上がりがはっきりしているのだ。それゆえ鑑賞しながらの発射のタイミングが計りやすくオナニーしやすい作りになっていると言えるだろう。
(文=所沢ショーイチ)

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