そしてとうとう一線を越えてしまい、この義理の父親が莉久チャンに生挿入! そしてなし崩し的に中出し発射してしまう。ここで流石に莉久チャンが怒り始めるのだ。
「危険日に中出ししないでください!」と。つまり、義理の父親にハメられたことを怒っているのではなく、危険日なのに中出しされたことに怒っているのである。このあたりの描写が実に秀逸だ。騙されやすく純粋な若妻というちょっと難しい役どころを自然に演じている莉久チャンの演技力もなかなかのものだろう。
そうこうしているうちに、莉久チャンと義理の父親の関係はどんどん深まっていくことに。偽の妊活によってどんどん敏感になっていく莉久チャンの肉体。終盤の義理の父親とのカラミは、もはや妊活のためではなく性欲の命じるがままにといった感じである。
序盤のカラミではキスが一切なかったのだが、終盤のこのカラミでは舌を伸ばして唾液を絡ませながらのディープキスまで行っているのだ。しかも、莉久チャンからキスを求めているほどなのである。筆者トコショー、この『安全日も危険日も義父に種付けされる若妻 湊莉久』を鑑賞中に一番興奮してしまったのはこのキスシーン。この演出は狙ってのものだろうが、まさにお見事の一言だ。
ただの近親相姦モノではなく、そこに妊活という要素を取り入れたこの作品は実に見応えがあった。最初はおっとりとしていた莉久チャンが徐々にエロエロになっていく様子もリアルであり、ヌキ所も満載だと言えよう。
ちなみに莉久チャンは2014年末にAVの無期限休止を彼女のブログで報告している。これから先、彼女の新作が見られなくなってしまうのはなんとも淋しい限りである。
(文=所沢ショーイチ)