指原莉乃、2年後の卒業示唆で不安を吐露…それでも「将来は安泰」とささやかれるワケ


 それだけでなく、指原自身のキャラクターも生き残りにおいて大きなプラスになっている。

「アイドルが人気を失う最大の理由は、加齢によるビジュアルの劣化。容姿をきっかけにファンになった人々は、お気に入りのアイドルが劣化し、より若くて可愛いタレントが出てくれば簡単に『推し変』してしまいます。しかし、指原は当初からビジュアルで売っているわけではなく、むしろブスキャラが定着しているほど。彼女の魅力はトーク技術やユニークなキャラクターにあり、それらは年齢を重ねても衰えるものではありません。また、スキャンダルでAKB本隊からHKTに左遷されるなどネタも豊富。アイドルはスキャンダルで『清純派』の仮面が剥がれるとファンを失いますが、彼女はその心配もない」(前同)

 24日放送のバラエティー番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際には、指原のモノマネをする芸人・本日は晴天なり(32)が「男女どちらも愛せる」とバイセクシャルを告白した流れを受けて、指原は「私はバリバリ男が好きです」「誤解が出るかもしれませんが…私は男が大好きです」「男好きでやらしてもらってます」と宣言。これも普通のアイドルにはできないことだ。もはや指原はアイドルではなく「人気タレント」というジャンルに位置する存在であり、仮に今後スキャンダルが起こっても人気に悪影響を及ぼすことはないだろう。

 不安がっている本人の発言とは裏腹に「将来安泰」の要素しか見えない指原。かねてから「アイドルなのに可愛くない」と散々言われ続けてきた彼女だが、その容姿に頼らないスタイルが生き残りの最大の武器になっているのだから人生はわからない。元AKB48の生き残り組の中でも前田や大島が「女優枠」に進んだため、指原の卒業後の主戦場になると思われる「バラエティー枠」が空いているのも幸運だ。AKBグループから生まれたタレントの中で勝ち組の頂点に立つのは指原なのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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