5カ月ぶり3回目のAKBステージ復帰…大島優子に「卒業詐欺」との批判殺到


 しかも、大島は卒業直前に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で司会のタモリ(69)に今後の歌手活動について聞かれた際に「歌はやらないですね。ソロデビューもしないですし」「(歌に)未練はないです。いっぱい歌わせていただきましたから」「歌で表現することより、お芝居で表現することを突き詰めていきたい」と断言。卒業後は女優一本で勝負することを宣言していた。にもかかわらず、卒業後に何度もステージで歌って「Not yetは解散してない!」とまで発言したのだからファンが不満を抱くのも無理はない。

「前田は『サブカル路線』に走ったことで女優としての一定の評価を得ていますが、大島はいまだ方向性が定まっていない状態。前田の後追いなのか、サブカル系に人気のあるタナダユキ監督の映画『ロマンス』(今秋公開予定)に主演することが決定し、初のベッドシーンを演じることも発表された。しかし、どこか陰のあるところが味になっている前田と違い、大島は明るいイメージでアイドル臭が消えていませんから、その路線で通用するかどうかは微妙。今後の不安が大きいため話題を絶やしたくないという気持ちから、本来なら消さなくてはいけない『元AKB』の看板に卒業から間もないのに頼ってしまう。これは『女優』で勝負したい大島にとってマイナスになるのですが、現状ではそうもいっていられないのでしょう」(アイドルライター)

 これは事務所の戦略が今ひとつ定まっていないことも大きく影響しているだろうが、大島にとってもAKBのステージに戻りたくなる要素があるという。

「いくら国民的アイドルグループの元センターといっても、映画やドラマの現場では新人。ベテランの共演者などは『元アイドル』という色眼鏡で見てくるため、肩身のせまい思いをすることも多いようです。ですから、戦友や慕ってくれる後輩がいる居心地のいいAKBが恋しくなってしまうのでしょう」(前同)

 だが、古巣のAKBと共演すればするほど女優として必須条件である「脱アイドル」が難しくなり、現役メンバーのファンからうとまれる悪循環となっている。女優として誰もが認める一人前の存在になってから、AKBのステージに凱旋した方が本人にとってもいいように思えるが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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