お猿の籠屋のリズムで腰を振りながら、原稿の締め切りのことを考えるトコショー。あの原稿、間に合いそうもないなぁ。よしっ、風邪でもひいたことにして締め切り延ばしてもらうか。いや、待てよ、その手は先月使ったばかりだったっけ。となると、今夜は徹夜でもして仕上げなきゃなぁ。
全力で気を逸らしながら腰を振っていると、愚息の先端に違和感を覚えた。
じゅっぷ、ぐぬわわわわっ!
ハっ! コレは、アレか! それまでは主に竿の側面が締め付けられている感じだったのだが、急に亀頭を鈍く押し返してくる力を感じたのである。
そう、これは潮ふきの前兆だ。そう察した筆者はスポンと愚息を引き抜いた。
「あ、あ、あ、出ちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
ぴゅるるルるるるるるるるるるるるちゅるルルル…
綺麗な放物線を描いてマンコから透明な液体が勢いよく飛び出してきたのであった。いやぁ、久しぶりの潮ふきである。AV女優なら100人中80人位は潮をふけるものだが、素人の女性の場合は100人中ほんの数人位なもんだろう。それゆえ、こうした機会は貴重であるとともに、実に満足なものだ。
「あ、あ、ベッドが濡れちゃうよぉ」
「いいんだよ、遠慮しないで。もっともっともっと流していいんだよ」
「で、でも、なにコレ? 初めてだから分かんないよ」
「安心して。たくさん感じてくれた証拠だよ。だから俺、すっごく嬉しいよ」
「で、でも、オシッコみたいで恥ずかしい」
「そんなことないって。ほら、全然オシッコ臭くないよ」
そう告げて潮をふき終わったマンコをペロペロと舐めるトコショー。
「ね、全然オシッコの味なんかしないよ」
「やだ、恥ずかしい」
そう言って両手で顔を隠すリンコちゃん。「じゃ、また入れるね」と宣言して挿入開始。
「あ、あ、あ、またイっちゃいそう!」
「うん、遠慮しないで。もっと声だして」
「あ、あ、あ、イ、イクぅ!」
「お、俺もイクよ」
「うん、来て、来て、来てぇ!」
ふぅ。
筆者がゴムを処理していると、リンコちゃんはバスタオルでベッドの上の水分を拭き取り始めていた。
「そんなことしなくて大丈夫だよ」
「で、でも」
「こういうところのベッドは濡れても大丈夫なようになってるから気にしないでいいんだよ」
「そ、そうなんですか」
「うん。それにこうやってたくさん濡れるのは珍しいことじゃないから安心して」
「ふふふ、やっぱりショーイチさん慣れてるんでしょ」
「そ、そうじゃないって。本とかビデオで見たことあるだけだからさ」
「はい。そういうことにしておきますね。でも、こんなに気持ち良くしてくれて本当にありがとうございます」
「へ?」
「私、もしかしてイったのこれが初めてかも」
「そ、そうなんだ。だったらこっちも嬉しいよ」
その後しばしの休息をとってから2回戦目に突入。この時はバックの体勢で突いている時に、膣内が潮で溢れるのを感じとり愚息を引き抜いた。
プシャーーーーーーーーーーーーー!
二度目の交尾の際も見事な潮をふいたリンコちゃんなのであった。今回のデートで潮ふきが癖になってしまったのかもしれない。
帰り支度の最中、メルアドではなく互いにワン切りしあって電話番号を交換する二人。リンコちゃんが言うにはメールだと証拠が残ってしまうので、電話のほうが安心とのことだった。
こうして社交辞令的に再会を約束して昼下がりのデートは無事に終了。
いやぁ、それにしても凄い量の潮だった。もしこれが自宅でのデートだったら後処理がさぞかし大変だったことだろう。夏場だったりしたらスグに湿気で布団がカビてしまいそうである。
リンコちゃんとの次のデートがあるかどうかは未定だが、もし再戦するようなことがあったら今度は手マンでドピュドピュと潮をふかせたいものだなぁ。
(文=所沢ショーイチ)