アンジュルム・和田彩花、成人式に出れずに「生涯、根に持ち続けます」と恨み節…ファンの間では「アイドルはどこまで人生を犠牲にすべきか?」と論争


 文中に「笑」や絵文字を入れて印象を和らげてはいるものの、普段は天然で大人しいイメージの彼女が運営サイドを批判するかのような言葉を発することは異例だ。この「アイドルの主張」にネット上のファンからは以下のような同情の声が寄せられた。

「女の子にとっては特に大事な行事なのに可哀想」
「ファンだって、あやちょ(和田)の振り袖姿を見たかったと思うよ」
「人生一度のイベントまで我慢するのが当たり前なんてハロプロはブラック企業かよ」
「ガス抜きも許さずに馬車馬扱いしてるからアイドルが病んじゃうんだよ」

 「成人式に出たい」という主張はアイドル本人からだけでなく、PASSPO☆やアップアップガールズ(仮)などの振り付けを担当している人気振付師・竹中夏海さん(30)が自身のTwitterで「全アイドル運営はアイドルたちが大事な行事に出られるスケジュール調整でお願いします」と意見を表明するなど、業界内からも理解を示す声がある。その一方、和田の「プロ意識」に疑問を投げかける以下のような厳しい書き込みも目立っている。

「自由になりたいならアイドルを辞めたらいいのに」
「一般人だって大事な行事に行けない人はいるよ。仕事に対する意識が低すぎ」
「不満があっても公の場で事務所のイメージを落とすようなことを書くべきじゃない」
「リーダーが事務所の不満こぼしてたら他のメンバーにも悪影響ありそう」

 また、同じアンジュルムのメンバー・福田花音(19)も同様に成人式に出席できなかったが、こちらは「私の頑張りが足りないんだなきっと。神様に認めていただけなかった!」「まあ今日はそんなことを笑い飛ばせるような日にしたいし、うーんなんていったらいいかわからんけど頑張ります!」などと前向きな表現でブログを綴っている。それに比べて和田のブログは不平不満が前面に出ているために、これも「プロ意識が低い」という批判につながる要因の一つになってしまっているようだ。

 「アイドルだから」「芸能人だから」とガマンしなくてはならないことがあるのは仕方ない。だが、どこまで人生を犠牲にしなくてはならないかの線引きは難しいところ。現役アイドルの成人式にまつわる発言から端を発したこの問題は、しばらく波紋を広げ続けそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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