浅井企画の大逆襲! ずん、どぶろっく、流れ星…人気芸人を生み出す秘密


 芸人に絶対的に必要と言われる“華”をお世辞にも持っているとは言い難い『ずん』がお笑い界でブレイクできたのは、ある意味で奇跡かもしれない。もちろん、相方のやすも、今プチブレイク中の元柔道家・篠原信一氏のモノマネなどを武器に、地道に頑張っている。

 ずんと同じくコンビ歴15年、「次こそは売れる、売れる」と言われながらなかなか芽が出なかったのが、“300個のギャグを持つ男”ちゅうえいとイケメンで天然の瀧上伸一郎による『流れ星』だ。

 2012年末、日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』のコーナー『おもしろ荘』で優勝、2013年には『THE MANZAI 2013』(フジテレビ系)で敗者復活を意味する「ワイルドカード枠」で出場と、ことあるごとに話題を集めていた『流れ星』だが、世間的な認知を得たのが、2014年6月『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の一発ギャグの大会企画「一発ギャグブルドン」での優勝だろう。

「長らく“ギャグマシーン芸人枠”はFUJIWARAの原西孝幸しかいなかった。供給過剰と言われる芸人の世界にあっても、そのときの不足枠を見極め、食い込むことで、今の位置をキープできるのだと思います」(前出同)

 最後にコンビ歴10年の『どぶろっく』。浅井企画は欽ちゃんの時代から「下ネタ」を嫌う社風があったが、その伝統を打ち破った形となった。

「当初どぶろっくの存在は社長にも隠していた本当の“秘蔵っ子”だったようです。社風を現場でマネージメントする側がいい意味で崩し、許容しているからこそ、どぶろっくも自由に活躍できるのではないでしょうか」(前出同)

 また関係者は最後にこう結んだ。

「浅井企画のマネージャーは人間的に魅力のある優秀な人たちが多く、当然テレビ関係者からも信頼が厚い。『このマネージャーの言うことなら』とマネージャーを信頼して所属タレントを使うこともある」(前出同)

 つまりは、地力はもともとある3組だったが、関根麻里の活躍によって浅井企画のポジションが広がったこと、さらには現場のマネージャーによる働きによって彼らの活躍がさらに増したと言えそうだ。今年はどんな芸人が浅井企画から飛び出すのか大いに楽しみである。
(文=今井良介)

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