磯山さやか、“ぷにモデル”デビュー! ところで、ぽっちゃりとデブの境界線とは?


 たしかに渡辺や馬場園、柳原などが“ぽっちゃり女子”の代表として紹介されると、「はたしてぽっちゃりなのか、もしかしてデブではないのか?」という疑念を感じるのは理解できる。では、ぽっちゃりとデブの境界線はどこにあるのだろう。

 人の肥満度を表す体格指数、BMI(Body Mass Index)は「体重(kg)÷身長(メートル)の2乗」で算出される。渡辺直美は公式プロフィールのよると身長157cm、体重95kgであるため「95÷(1.57×1.57)」で「BMI:38.54」となる。BMIは18.5以上25未満が標準体重とされており、渡辺の数字は、日本肥満学会の肥満基準によると「肥満(3度)」と呼ばれる状態だ。また、同学会では「統計的にもっとも病気にかかりにくいBMI:22を標準」としており、それを渡辺に当てはめれば54.2kgとなる。仮に、ぽっちゃりを「肥満(1度)」の「BMI:25以上、30未満」あたりだと設定すると、渡辺の場合は61.6kgから73.9kgが、ぽっちゃり体重となる。ということは、女性の“普通”体重にプラス10kg程度が、ぽっちゃり女子の境界線だとすることができるのかもしれない。

 また、“理想的な”ぽっちゃり女子を芸能界から選んでみれば、グラビア系なら最近、髪をショートにしてますます可愛くなったと評判の篠崎愛(22)の名が挙がるだろう。14歳でグラビアデビューして以降、幼い顔立ちに似合わぬ巨乳で人気だが、安定した腹まわりの肉もファンを惹きつけている。かつて、ぽっちゃり女優の代表格だった深田恭子(32)はダイエットに成功し、セクシーなビキニ姿を披露するなど、ぽっちゃり感が減少しつつある。アイドルでは、「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏(18)にも、この手の話題が上がる1人だ。一部では、ぽっちゃりを越えて「激太り」という声もあるようだが…。ともあれ、さまざまなぽっちゃりタレントが芸能界の第一線で活躍していることがわかる。

 今回の磯山の“ぷにモデル”就任は、さまざまなフィールドで活躍するぽちゃ系タレントたちに、どのような影響を与えることになるのだろうか。年齢的にもグラビアでの活動が厳しくなっている磯山が輝くことができれば、新たなジャンルの開拓となるのかもしれない。
(文=坂上五郎)

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