遅れてきた天才・ロバート秋山 『tokakuka』の脳内再生が止まらない!


 ネット上を中心に小さなブームを巻き起こしている『tokakuka』だが、秋山の歌ネタは今に始まったことではない。

「秋山は、ゴールデン帯に同番組が昇格する前の『OV(オーブイ)監督』にも出演しています。そのときのテーマは『土下座』で、『おいら土下座の半三郎』という歌ネタを披露しました。歌詞も秀逸でしたが、そのVTRでは、演歌歌手の八代亜紀(64)とデュエットまでしており、スタジオを爆笑の渦に巻き込んでいましたね。また、深夜の人気番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)の『マジ歌選手権』でも、アメリカンロックネタを披露し、その破天荒すぎる歌詞は“天才”とまで称されています。ロバートのコントの中にも、安来節や炭坑節といった『節』と呼ばれる民謡を元にした、『セフレ節』『肉体関係あり節』『節禁止節』『疑問持ったほうが良いんじゃないですか節』といった歌ネタがあります」(お笑い関係者)

 最近では、金曜深夜に放送されているラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜっ!(第2部)』(MBSラジオ)の中で、リスナーから寄せられた「生乾き節」や「マナカナ節」「飲食持ち込みOK節」といったオリジナルの歌詞に、即興でメロディをつけて歌うコーナーをスタートし、好評を博している。

 世間的には、マニアックなコント師や熟女好きというイメージが強い秋山。しかし近年は、大御所感たっぷりのボディに、著名人の顔写真を合わせていく「体ものまね」を開拓し、さらには芸人大喜利王決定戦『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)で2度の優勝をするなど、徐々に才能を開花させつつある。今以上に『tokakuka』が注目を集めることになれば、低迷する『オモクリ監督』を浮上させるきっかけになるかもしれない。そうなれば秋山の評価も上がることだろう。
(文=今井良介)

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