パクリ疑惑騒動で話題を呼んだK-POPユニット『クレヨンポップ』が日本デビュー! 勝算はいかに?


 日本で彼女らをバックアップするポニーキャニオンは、韓流には特に力を入れてきた歴史がある。今回の日本デビューは、それなりの勝算と戦略があってのことという解釈でいいのだろうか。

「昨年、デビュー2年目にして韓国で1位に輝いたシングル『パパパ(韓国盤)』(CJ E&M)は、KARAの『ミスター』(ユニバーサル シグマ)やT-ARAの『Bo Peep Bo Peep』(EMIミュージックジャパン)に匹敵する超キャッチーな楽曲です。あと、ネーミングの印象か、見かけは10代半ばにも見える5人ですが、実は23歳から26歳のそこそこいい年齢で、結構な苦労人という噂もあります。少女時代のように美脚やセクシーさをウリにしているわけでもなく、AKB高橋みなみ(23)を彷彿させる雰囲気のソユル(23)をはじめ、親しみやすいキュートなビジュアルという点では間違いなく日本向き。メンバーも実は大の日本好きで、これまで何度も来日してはファンと交流イベントを行なっているのも好感が持てます」(芸能ライター・織田祐二氏)

 本体のクレヨンポップに先がけて、双子のメンバーのチョア(24)とウェイ(24)の別ユニット『ストロベリーミルク』も活動を開始した(輸入盤の日本特別仕様が10月24日に発売)。

「ネットでは“ダブルーユーの再来”という評価もあるようですが、見た目は“ダブルの加護ちゃん”という感じです(笑)。うまくいけば、加護ちゃんとの共演なんてことも実現するかもしれないですし、それはそれで面白そうですね(笑)」(前同)

 噂ではももクロサイドがクレヨンポップ本体との共演に向けて、すでに動き出しているという話もあり、パクリ騒動のいわくつきの両者の共演が実現すれば、大きな話題になることは必至だろう。AKBの宮崎美穂(21)や篠崎愛(22)など、K-POP好きの日本の女性アイドルたちの支持は獲得しているともいわれる彼女たちだが、少女時代からジェシカが抜けたり、KARAがメンバーチェンジを行なったり、T-ARAが日本での活動に距離を置きつつある現状にあって、彼女たちがいまの日本でどこまで結果を残せるのか興味は尽きない。
(文=ニイゼキユウジ)

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