道重さゆみ、モーニング娘。卒業後に「無期限休養」の理由

0922michishigesayumii_main.jpg※イメージ画像:道重さゆみパーソナルブック『Sayu』ワニブックス

 約2カ月後に卒業を控えたモーニング娘。’14のリーダー・道重さゆみ(25)が、20日に開催された秋のライブツアー「GIVE ME MORE LOVE~道重さゆみ卒業記念スペシャル~」の初日に、卒業後の無期限休業を発表したことでファンに動揺が走った。

 公演のアンコール後、道重は「ここまで休まず突っ走ってきたので、しばらく休業しようと思っています」とファンに告白。騒然となった会場で、その理由について「芸能界に興味があったわけではなく、ただモー娘。が大好きって気持ちでオーディションを受けて、人生すべてを懸けてきた。2003年に加入してから12年、モーニング娘。としてやり切ったと思っています」と説明した。

 その一方で「休業というと大げさに感じてしまうかもしれないですけど、心と体をリフレッシュして今後の自分のことについてゆっくり考えていこうと思っています」と、あくまで充電期間であることを強調している。

 通常、グループ卒業直後はソロとしての自分を売り込むための大事な期間。にもかかわらず、そのタイミングで無期限の休養に入るのは復帰が前提としてもリスクが非常に大きい。道重から一応の説明はあったものの、釈然としない部分があるのは誰もが感じるところだ。

 この理由に関して一部では、かねてからささやかれていた体調悪化が深刻になっているのではないかと心配されている。

「今年4月にテレビ出演した際は、あまりにやつれた状態だったため『激ヤセ』と心配され、9月には帯状疱疹を患ったことをブログで明かすなど、ここ最近は体調の悪さが目立っていた。それ以上に深刻なのは精神的なストレス。先輩たちが次々と卒業し、落ち目となったモー娘。を再び盛り上げるために道重は孤軍奮闘し、ダンスや歌だけでなくトークスキルを磨きに磨いた。その甲斐あってバラエティー出演が増加し、モー娘。が世間から忘れられることを防ぎました。そのプレッシャーは、ほとんど彼女一人に圧し掛かっていたといっても過言でない。後輩が育ったことで、ようやく肩の荷を降ろせると感じ、一種の燃え尽き症候群になったのでしょう」(週刊誌記者)

 全盛期でも成しえなかった初のオリコンシングルチャート5作連続1位を達成し、大手企業のCMに起用されるなど、現在のモー娘。は再ブレイク状態といわれている。だが低迷期~再ブレイクまでの道のりは長く、それを支えてきたのは間違いなく道重だった。

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