好評なのはエロ衣装だけ? NMB48・渡辺美優紀の優勝で「じゃんけん大会」のヤラセ疑惑が再燃


 じゃんけん大会は2010年から毎年9月に開催され、第1回は内田眞由美(20)、第2回は篠田麻里子(28=現在は卒業)、第3回は島崎遥香(20)、昨年の第4回は松井珠理奈(17=AKB兼任)が優勝。当時無名だった初代王者の内田はまだしも、ほかのメンツは明らかに人気メンバーばかりで運営サイドの思惑が反映されているように思える。そういった経緯がありながら、今回はスキャンダル騒動のあった渡辺が“偶然”で優勝したというのだから、ヤラセ疑惑が起きるのも当然といえるだろう。

 運営サイドとしては、ヤラセ疑惑で叩かれることも「話題づくり」の一環なのかもしれないが、この露骨過ぎる“渡辺推し”はNMBのファンからも不評を買っているようだ。

「NMBのリーダーである“さや姉”こと山本彩さんは『シンガー・ソングライターになりたい』と公言していて、今回のソロデビューはまさに彼女にうってつけだった。今までNMBを引っ張ってきた功績から考えても、彼女が優勝するならヤラセでもファンは納得したはず。それなのに、さや姉を差し置いてファンを裏切ったみるきーがソロデビューなんて絶対に許せませんよ」(NMBファン)

 もはやバッシングの対象にしかなっていない感もある『じゃんけん大会』だが、一部ファンの間では「エロファッションショー」として注目されているという。毎回、同大会はメンバーがファンを驚かせるような服装で登場するのがお決まりだ。

 今回も渡辺が『うる星やつら』のラムちゃん風ヘソ出しコスプレ、AKBの柏木由紀(23=NMB兼任)が出演予定のドラマにちなんだ胸元パックリのキャバ嬢ドレス、同じくAKBの小林香菜(23)は制服ナマ脱ぎからスク水姿になるなど、男性ファンを喜ばせる演出が目を引いた。これはファンに好評だったようだが、逆にいえばそれくらいしか評価できる点がないイベントともいえる。

 もはや「運営のゴリ推しメンバーのお披露目」と「エロファッション」しか注目点がなくなり、フジテレビ系でのテレビ放送もゴールデン帯の生中継が廃止され深夜に降格となってしまった同イベント。すでにファンはソッポを向き始めているが、このままでは存在意義すら問われそうな気配だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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