榎本加奈子は悪くない? 佐々木主浩が長女の「虐待告発」に反論、泥沼化する騒動の真相とは

 先週、元プロ野球投手の「大魔神」こと佐々木主浩(46)の長女(22)が、継母である榎本加奈子(33)から「ネグレクトにあっていた」と「週刊文春」(文藝春秋)で告発した騒動の余波が広がっている。この記事に対し、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)で佐々木が榎本をかばうように娘の主張に反論し、親子の確執が泥沼の様相を呈しているのだ。

 佐々木は91年に元アイドルの清水香織と結婚し、前述の長女と長男をもうけた。だが、佐々木がメジャーリーグに挑戦したころから夫婦仲に亀裂が生じ、榎本との不倫に走った。榎本が妊娠したことで関係は修復不可能になり、05年に夫婦は離婚。その2カ月後、佐々木は二人の子どもの親権を持って榎本と再婚したという経緯がある。いわば略奪婚であり、10歳ほどしか年齢の違わない継母と娘、しかも実母から父親を奪い取った女性と同居する生活は「子どもの精神的負担が大きいのでは」といわれていたが、その不安が現実になった格好だ。

 今回の騒動の発端は、都内で一人暮らしをしている長女が佐々木宅に戻った際に警察沙汰になったことだった。長女によると、自分の持ち物を取りに家族が誰も居ない状態の佐々木宅に入ったが、これに榎本が「誰かが家に入った」と大騒ぎ。現場を訪れた警察は「身内が入っただけでは」と指摘したが、榎本は事件化にこだわり、被害届を提出したという。長女は実家に入っただけにもかかわらず「不法侵入」として事情聴取を受け、反省文を書くことになったとされている。

 これについて佐々木は「詳しく言えませんが、警察を呼んだのは確か」と騒動を認めながらも、その一方で「僕は娘にお灸を据えるつもりでした。家に入ったくらいで被害届を出して、娘を訴えて捕まえたいと思う親がいる? なぜそうなったのかを考えず、逆に恨みとして受け取られちゃった」と理由を説明。長女に何らかの問題行動があり、それをいさめるために警察を呼んだことをにおわせている。

 また、長女は中学一年生の時に始まった同居生活で実母との連絡を一切禁じられ、榎本から「豆腐一丁と醤油が入った弁当」を学校に持っていかせられたり、佐々木の不在時に食事を用意してもらえないなどの虐待を受けたと告発。中学生の時には榎本から「一緒に住めないから出て行って」と宮城県の祖母の家へ追い出され、高校に上がってからは一人暮らしをすることに。アルバイトをしながら生活していた長女だが、体調を崩したことで家賃の支援を実家に願い出ると、榎本は「風俗でもやれば」と突き放したという。

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