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小さな恋のメロディアス叙情詩『らてらん』


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ぼくらはえっちとか恋とかいろんなことに興味を持ちながら、ちょっとずつ成長していく。

大庭佳文『らてらん』久保書店

 ロリ系漫画にも「大人の男性と少女」「女の子同士」「少女が男性を支配」など色々な種類がありますが、「子ども同士」を描いた作品には特にしみじみとした味わいがある作品が多いです。今回紹介する大庭佳文氏の『らてらん』は特にその色が濃厚。子ども同士のエッチの中から生まれる淡い感情を描くことに特化された、なんとも甘酸っぱい作品集です。

 そもそも少年と少女がなぜセックスをしたくなるのか? なんせまだ恋愛なのか性欲なのか興味本位なのかも分からない状態です、本人にもその答えは分からないんですよ。しかし大人よりも純朴であるがゆえに、極めて自然に相手に触れたいと願うようになります。手を繋ぎたい、キスをしたい、セックスをしたい。打算とか駆け引きとか一切ないんです。裏表の無い純粋な彼女たちの思い......自分は幼い頃こんな経験したことはないけれども、擬似的追体験の感覚に浸れます。

 読み進めると、なんとも言えない幸福感と、幸せなはずなのに綱渡りをしているような奇妙な不安定感両方が、さざ波のように押し寄せてきます。「ノスタルジック」という言葉を使うのは簡単なんですが、子ども時代にこんなエッチライフなんて送っている記憶があるわけがない、ファンタジーな世界なんですよ。この漫画を読むと、性的経験からくる快感じゃない何かがむくむくと起き上がってくるのです。

 自分が読んだとき感じたのは、この作品集は大人の心の中に眠っている「純粋でありたい」という欲求を強く満たしてくれるのではないか、という部分です。多分子どもが読んでも(子どもが読んだらだめですが)共感できないんじゃないかなと。大人になった今だからこそ、子どものように純朴に相手を好きになり、ごく自然な流れでセックスをして、笑顔で遊んでいたい。なんだかむずがゆい恋をして、成長していく過程の中で性を感じたい。今作はそんな仮想ノスタルジアの肖像画なのです。

 最後に特筆すべき点として、大庭佳文氏の作品は事前・事後のシーンが非常に丹念に描かれています。射精がクライマックスではなく、その後のなにげない会話が物語の頂点になっていることが多いのです。セックスのために生きているんじゃなくて、少年少女にとってそれはごく自然な生活の一部なんです。

 まるで手をつなぐかのように混じり合い、無邪気にセックスをし、赤面しながら成長していく趣の深さは逸品。読んだ後、歌のように胸に残る傑作集です。
(文=たまごまご/たまごまごごはん


らてらん


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