“女性としてみてほしい”ベッキーが「胸がない」と深刻な悩みを告白


 温泉宿に到着した3人は浴衣姿で周辺を散歩。その時、三村が「手をつなごう」とベッキーの手を取ろうとした。が、ベッキーは「えっ?」と嫌そうな顔をして拒否。出川が「3人は家族みたいなもんでしょ」ととりなして、やっと手をつなぐことを了承した。しかし、ベッキーは二人と並んで歩かないようにするなど鉄壁のガードで結局は手をつなぐことはできなかった。

 夕食中、ベッキーは「上戸彩ちゃんとか『ショムニ』(フジテレビ系)やってたメンバーとか」と温泉に行くと語ったが、続けて「基本、裸見せたくないんで、友達にも」「離れてお風呂に入ったりとか、タオルで隠したりとか」と明かした。その理由は「みんなスタイルいいんだもん! 私は胸もないし、ホントにコンプレックスなんで…」と説明し、再び胸の悩みを二人に打ち明けた。

 今度こそ大人の男としてアドバイスが期待された三村は「ベッキーの魅力はそこじゃない」と静かな口調で諭した。これにベッキーが「でもお風呂場に行ったら、そこが魅力の人ばっかり」と返すと、三村は「まあ、そりゃそうだよねえ…」と力なくつぶやいたまま沈黙。悩みを解消させてあげることはできず、ベッキーは苦笑するしかなかった。

 3人は同じ部屋で寝ることになったが、三村と出川はベッキーが一度寝た布団のにおいを嗅いだり、彼女の布団に潜り込んだりとやりたい放題。セクハラ三昧にすっかり警戒心が強まったベッキーは「ノータッチですよ」「ディレクターさんにずっと居てもらいます」「常にケータイを握り締めて何かあったらすぐTwitterにつぶやきます」とオヤジたちに釘を刺した。結局は3人とも朝まで眠れなかったようだが、翌朝にベッキーは数々のセクハラを受けたにもかかわわず「また3人で旅に行きたいです、本当です」と旅の最後を締めた。

 セクハラが社会問題化している昨今、いくらバラエティーといえども番組内容に嫌悪感を抱く女性がいてもおかしくない。だが、今回の番組に対してはセクハラ連発だったにもかかわらず、男女問わず視聴者の評価はおおむね好評だったようだ。

「三村さんは『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)など他の番組でも、女子アナや女性タレントにセクハラ発言を連発していますが、独特のゆる~い雰囲気で全く嫌悪感を抱かせない。あくまで、信頼関係を築いた相手とのやり取りという部分もいやらしさを感じさせない要因でしょう。今回のベッキーとも、家族ぐるみの付き合いがある」(芸能関係者)

 ベッキーは出川とも公私にわたって仲が良いようだ。心を許せる二人との旅だからこそ、ベッキーが今まで語ったことのない「身体のコンプレックス」というデリケートな話題も飛び出したのかもしれない。

「かつては『男嫌い』を公言し、異性に身体を触れられることすら嫌がったベッキーですが、最近は恋愛と向き合うようになってきた。胸の大きさに悩んでいるのはバラエティー向けのネタではなくホンネでしょう。30歳にしてやっとそういう気持ちが芽生えてきたというあたりが彼女らしい。これまではガードの固さが災いして、スタッフに対する当たりがキツイという悪評もありましたが、気が許せるタイプの男性とは打ち解けられるようになっています。熱愛がウワサされているEXILEのMAKIDAIとのデート目撃情報も昨年ごろから複数ありますが、この変わりようはカレとの結婚が近いことを暗示しているのかもしれません」(週刊誌記者)

 極度の男嫌いから脱皮して「女性として見てほしい」という気持ちが強まっているベッキー。決して遅すぎる目覚めではなく、まさに今が女ざかりの年齢だ。ウワサされる結婚も含めて、彼女がどのように「女」として成長していくのか楽しみにしたい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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