「こんばんは、ヨウコちゃんだよね?」
「あ、はい」
「【イククル】で約束してたショーイチです。今日はよろしくね」
「あ、はい」
ムムっ!
なんだこの反応の無さは? 愛想笑いの一つも浮かべることなく淡々と答えるヨウコちゃん。も、もしかして筆者の不細工さ加減にヒいてるのか? それともエロすぎる筆者の本性が顔に出てしまっていたのか?
しかし、この程度で挫けるトコショーではない! そもそも女性に冷たくされた位でヘコんでいたら、とっくの昔に人生に悲観して自殺しているだろう。
ッシャア、来いコンノヤロウ!
気合を入れ直し、ヨウコちゃんに相対するトコショー。
「うわっ、写メよりも断然可愛いね」
「そ、そうですか?」
「うん、もう嬉しくてスキップしたいくらいだよ」
「え?」
「いや、あの、ほら、立ち話もなんだから、こんな俺で大丈夫だったらホテルに向かおうか?」
「は、はい」
はぁぁぁぁぁ。ダメだこりゃ。
せっかく可愛い顔してるのに、なんでニコっともしてくれないんだ。俺も優しく接してるんだから、俺にも優しく接してくれよぉぉぉぉ。
渋谷109脇の道玄坂を二人して歩き、ホテル街に向かう。その道中もめげずに話しかけるが、ヨウコちゃんはこちらの会話に全然ノってきてくれない。
よし、じゃあしょうがない。今日は可愛い顔したオナホールを相手にザーメンをひり出せばいいんだ。ホテルに着くころにはそう達観していたトコショーなのであった。
ホテルに入室し、別々にシャワーを浴びてベッドイン。