同棲中のオトコたちのオナニー事情とは?

0630onani_dansei_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 時代は今、空前のパンケーキブームである。良質の小麦粉だの新鮮なフルーツだの使っているのかもしれないが、単価1000円超えが当たり前のパンケーキ店に行列を作っている女性たちを見かけると、つくづく「オンナにとって、甘いものは別腹」であることを思い知らされる。

 対して、「オトコの別腹」といったら、なんといってもオナニーだろう。美女やデカパイ、名器女性とセックスしまくっているとしても、オナニーをしたくなるのがオトコの性! 「私というオンナがありながらオナニーするなんて酷い!」と眉を吊り上げる女性もいるが、女性に対して非礼な態度をとっているつもりなど微塵もなく、同じ精液をヌクという行為でも、セックスとオナニーは全くの別物なのだ。

 極上の別腹であるオナニーを、満足に楽しめず路頭に迷うオトコたちも存在する。カノジョと同棲中というケースだ。部屋数の多い豪邸ならいざ知らず、1DKや1LDKの間取りだと、自分の空間を持つことはほぼ不可能。中には、「リビングやダイニングがあるだけ羨ましい。うちはワンルーム同棲だ!」と悲鳴を上げる男性も。だったら引っ越すべしと言いたいところだが、経済事情などでそう簡単にもいかないのだろう。

 カノジョと同棲中のオトコたちがオナニーしづらい理由は間取りだけではない。ワンルーム同棲でも、一人になる時間が1時間でも、いや30分でも確保できればオナニーを強行することは可能。しかし、「カノジョの仕事は10時~18時の定時勤務。職場も近いので朝はだいぶゆっくり。対する自分は、職場が遠方のため7時台には家を出る。残業も多いため、帰宅はどんなに早くても20時。家で一人になる時間が全くない!」と、時間に悩まされるケースもあるようだ。

 間取りや時間などの事情で思うようにオナニーできていないオトコたちは、どのような工夫をしているのだろうか? カノジョと同棲中の一般男性の声に耳を傾けてみよう。

■カノジョの睡眠中
 眠りが浅いタイプの場合は不可能。いつ起きるかとヒヤヒヤしながらペニスを握っても集中できない。対して、寝つきの良い女性なら睡眠中が一番安全ということになる。さながら子どものように「寝たふり」をして待機し、隣から寝息が聞こえてきたタイミングでパンツをおろすのだ。

■カノジョの入浴中、手短に済ませる
 平日は、自分が帰宅する頃にはすでに入浴を終えているので難しい。狙い目は休日だ。カノジョが風呂に入り、シャワーの音が聞こえてきた頃合いを見計らってパンツをおろす。初めのうちは、「急にあがってきたらどうしよう!」という不安がつきまとうが、慣れてくると脱衣所からカノジョの脱ぎたてパンティを拝借してオカズにするレベルまで達するようだ。

■床オナならカノジョの目の前でも平気
 面と向かって喋っている時は難しいが、カノジョがテレビに集中しているようなシチュエーションだと全くバレないという。ズボンもパンツもおろさないのだから当然だ。雑誌や漫画を読む素振りを装ってうつ伏せになり、股間全体を床に擦りつけるとのこと。ギリギリまで粘り、いよいよ射精というタイミングでトイレに移動。最初からトイレで行なえばいいのでは? と尋ねたところ、「トイレがあまりにも長すぎると怪しまれるので」とのことだった。

 ここまで読んで、「非モテの俺には同棲なんて縁がない」と思った人もいるだろう。しかし、同棲に限らずルームシェアなど、他者と暮らす機会が身近な現代日本、いつ他者と居を共にする日が訪れるとも限らない。有事に備えて快適なオナニー環境の確保を考えておきたいものだ。
(文=菊池美佳子)

men's Pick Up