レイザーラモンRGのあるあるアダルトグッズ考【3】

レイザーラモンRGは乳首いじりが高じて“乳首男子”を襲名!?

『月刊サイゾー』にて、笑い芸人・レイザーラモンRG氏が人気アダルトグッズをマジメに論じる当連載をメンズサイゾーに転載!! 今回は、乳首を刺激してくれる「ニップレッシャー」がお題だ。 
 

1407_rgaone_fla.jpg

――今月は「ニップレッシャー」です。それでは、張り切ってどうぞ~。

レイザーラモンRG(以下、RG) 相変わらず、いきなりですね……それでは、アダルトグッズあるあるを私の思い出に乗せて語り尽くします。

 この「ニップレッシャー」は乳首を吸引して刺激を与えてくれるグッズです。女性だけではなく、男性にとってもかなり使い勝手のよいオナニーグッズだと思いました。乳首いじりが好きな人間として、やはりオナニーのときには両方の乳首をいじりたい。しかし、手は2つしかないわけで、両乳首と下半身の3点に満遍なく刺激を与えることは難しいのです。しかし、「ニップレッシャー」は片手の操作だけで両方の乳首を刺激しながら、残った片手で下半身をいじることができるので快感に集中できます。

――さすが乳首男子ですね。

RG 乳首男子って(苦笑)。そんな造語まであるんですか。

――ちなみに、乳首をいじるオナニーをチクニーと言うらしいです。

RG それは、すばらしい語感ですね。それにしても、昔は「乳首=女性の性感帯」というのが一般的でしたが、最近は男性にも普及してきました。以前に当連載でも話しましたが、芸人たちも乳首をいじられながら手コキされるのが最高に気持ちがよいという意見が大多数ですから。なんというか、世間一般に草食化の波が押し寄せていることを感じさせられます。かつての男性は「女性を気持ちよくさせる」ということに矜持を感じていたように思うのですが、いまは「自分が満足させられたい」というような、ある種のM的な欲求が増大しているのでしょうね。

――「SはサービスのS、Mは満足のM」とも言いますから。逆に、女性に対して使っても、攻守両方からのSMプレイが楽しめそうです。

RG ただ、「草食男子」も悪いことではないとも思うんです。かつてローマ帝国はパックス・ロマーナと呼ばれる平和な時代を築きました。そこでは「性=子孫を残す」ということ以外に、「楽しむため」という享楽的な意味合いが強くなります。あまりに行きすぎて貴族階級の女性に売春を禁じる法律が制定されたほどでしたが、性の文化は確実に発展しました。いまの日本も「パックス・ジャポニカ」と言ってもよいほど平和で、男性の草食化やチクニーのような新しいオナニーの手法が増えているような気がします。

――かなり壮大な話になってきました。あるあるまでたどり着けますか?

RG 充実したオナニーライフのために、探求心は大切だと思うんです。実際、この「ニップレッシャー」を使ったとき、乳首だけではなく、その周辺まで気持ちがよいことに気づきました。こういう発見を積み重ねることで、オナニーも進化していくと考えたら楽しいじゃないですか。

――オナニーが進化すれば、グッズも追随していく相乗効果も見込めますね。

RG おそらくまだまだ男性の性感帯は眠っているはずで、それを掘り起こすようなグッズがどんどん登場するとうれしいですね。この「ニップレッシャー」は空気の吸引による真空的な現象を利用していますが、理科の実験で学んだ現象をオナニーに転用することはできそう。例えば、ひとつの機器で「温かい」と「冷たい」を体感できて、温冷の差を利用するような。

――面白そうなんですが、そろそろあるあるを……。

RG とにかく、快感に対する探求心を忘れず、チクニーのような新しいオナニーを生み出していってほしい。そして、例えばチクニーが流行語大賞に輝くような、世間から認められるオナニーになることを期待したいですね。

――やっぱり、言わないのかよ!
(構成=丸山大二郎/写真=オノツトム)

【今月のアダルトあるある】
空気を吸引するエログッズでは
肩こりを治そうとしがち~

0619nippon_item.jpg

【今月のアダルトグッズ】
『ニップレッシャー』
バスト全体ではなく、乳首に特化しており、2個組のカップが両乳首をシッカリ吸引する。これまで、SMなどのマニアックなプレイの一部に過ぎなかった“乳首責め”が、男女問わず手軽に楽しめる。なお、陥没乳首で悩んでいる女性は、乳首勃起のトレーニングにも使用できる。


レイザーラモンRG
1974年生まれ。お笑いコンビ・レイザーラモンのメンバー。ハードゲイキャラで大ブレイクした相方・レイザーラモンHGの後を追うようにRGとなる。その後、 13年3月には名曲に乗せてあるあるを歌い続ける初ソロDVD『GREATEST HITS』が発売され注目を集めたほか、数々のモノマネネタや、ハッスルに出場するほどのプロレス経験者でもあるなど多彩な芸を持つ。

『A-one』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズにこたえる。
公式HP<https://www.a-one-tokyo.com/

men's Pick Up