なぜか年齢非公表の高岡早紀と奇人・眞鍋かをりのドM格闘技


 まず密着カメラがとらえたのは、「クラヴマガ」と呼ばれる格闘術を習う眞鍋の姿。クラヴマガとは、イスラエル発祥の近接格闘術でFBIやSWATなどの特殊部隊が習得するほどの本格的なもの。そんな格闘技を「海外で襲われたときの護身術」として週2回習っているという。しかし、その練習は、インストラクターから何度も殴られたり、後ろからド突かれたりと、あまりにも実践的。叫びながら相手に向かって突進し、殴る蹴るを繰り返す眞鍋だったが、あっさりと跳ね返され押し倒される様子は、さながら激しいSMプレイのようでさえあった。番組のナレーションでも、「ドMの眞鍋さん」と言っていたが、そうした気質がなければ、護身術であれだけ殴られるのは耐えられないだろう。

 さらには、ガストに行ってハンバーグとドリンクバーだけを頼み、わずか12分で店を後にし、アイサロンに行けば30秒で本格的な眠りについてしまう眞鍋。ネット上でも話題になることが度々あるが、眞鍋のプライベートは、まさに奇人っぷりをいかんなく発揮したものだった。

 スタジオに登場した高岡は他のゲストと年齢をくらべず、VTRで登場した眞鍋は誰とも比較できないほどの異質なプライベートを紹介。番組タイトルは『今夜くらべてみました』だが、今回の放送ではスタジオトークも少なく極端に“くらべる”要素がなかった。それだけ高岡や眞鍋が、芸能界において特殊なタレントだということなのかもしれないが…。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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