身長は155センチほどだろうか、体型は中肉中背といった感じだ。
お顔はというと、80年代にアイドルデビューした武田久美子をちょっとだけ地味にした感じといったところ。武田久美子といってもピンと来ない読者諸兄も多いだろうが、貝殻水着のあの武田久美子といえばお分かりいただけるだろうか。
ちなみに、今年46歳となる武田久美子と筆者トコショーは同じ1968年生まれであったりもする。
もちろん大当たりである!! 久しぶりの上玉に浮き足立つトコショー。
コ・ノ・エ・モ・ノ・ノ・ガ・シ・テ・ナ・ル・モ・ノ・カ
メラメラと燃え上がる闘志を内に秘め、己にそう言い聞かせるトコショーなのであった。
「こんばんは、アッコさん。メールで約束していたショーイチです」
「あ、こんばんは。はじめましてぇ」、明るい笑顔で応じてくれるアッコさん。
「ワっ、ま、まぶしい」、片手をおでこに当てて庇を作るような感じで答える筆者。
「ど、どうかしたんですか?」
「あ、アッコさんの笑顔が眩しすぎてビックリしちゃった」
「えぇ? なんですか、ソレぇ」
「ご、ごめん。こんな綺麗な人と話すのも久しぶりだし、そんな笑顔を生で見るのも初めてだったから」
「もう、いきなり上手ですね」
「や、お世辞なんかじゃないよ。ほんとココ最近女性としゃべる機会がなかったから……」
「えぇ、そんなことないでしょ。すごく女性慣れしていそうだよ」
「ほ、本当だってば! 職場は男ばっかりだし、出会いも全然ないし……」
「ふふ、じゃそういう事にしましょっか」
「うん、そういう事でお願い!」
ちょっと軽薄過ぎるかなとも思ったが一芝居うって成功したようだ。いつの間にかタメグチに近いノリで語り合う二人。コレで距離がググっと近づいた。
本来なら速攻でホテルにシケ込みたいところ。だが、久しぶりの上玉相手なので慎重を期すべきだろう。
「とりあえず軽くお茶でもする? それともガッツリ食事もする?」
「んー、そんなにお腹空いてないからお茶でいいですよ」
「よし、それじゃ早速向かおうか?」
待ち合わせ場所から徒歩2分ほどのところにあるカラオケボックスの前に到着。
「ね、ここなら個室だからゆっくり会話できるよ」
「え? カラオケ? 私恥ずかしいから歌えないよ」
「俺だって音痴だから歌えないよ。でも個室だから回りを気にしなくて済みそうでしょ?」
「ああ、なるほどね。じゃ、ココでいいですよ」
無事にカラオケボックスに入室することに成功。二人で仲良くアイスコーヒーを飲みながら、腹の探り合いの開始だ。
「いやぁ、ホント信じられないなぁ」
「え? なにがですか?」
「いや、あの、セックスレスってのがさ」
「あ、ああ、でもホントなんですよ」
「もし俺にアッコちゃんみたいな嫁さんがいたら、毎晩でもエッチ求めちゃうな、きっと」
「えぇ! ホントですかぁ?」
「うん! 平日は一日一回として、土日は朝昼晩と三回は求めちゃうよ」
「そ、そんなに?」
「うん。あのね、正直に言うね。会ったときからずっと勃起しっぱなしなんだ」
「ウソぉ!」
「ホントだよ、触ってみる?」
モッコリしている股間を見せたが、さすがにアッコちゃんは手を伸ばさなかった。
「ところでどれくらいエッチしていないんだっけ?」
「うーん、2年くらいですかね」
「わっ、そんなの絶対ダメだよ。せっかく綺麗なんだから、ちゃんとエッチして保たなきゃ!」
「そ、そうなの?」
「うん! エッチして気持ち良くなって女性ホルモンをたくさん分泌しないと老化が早くなっちゃうんだよ」
「そういうものなんですか?」
「もっちろん! 逆にエッチしてないと老化が早く進んじゃうんだよ」
「やだ、それは怖い!」
「でしょ。だから俺とじゃなくてもいいから、たくさんエッチしなきゃ!」
「ふふ、でもショーイチさんはその気なんでしょ?」
「ま、まあね。ホントは今すぐここを出てホテルに連れ込みたいもの」
「そう言ってもらえてうれしいな。女性扱いされるのって本当に久しぶり」
なかなか順調である。ここまで盛り上がったら多少強引に誘っても大丈夫だろう。
「あ! そうだ、ちょっといいかな?」
そう言って彼女の耳元に語りかけようと顔を近づける筆者。
チュっ!
彼女の顎を軽くつまんで、軽く唇と唇を重ねることに成功した。
「もう、ほんと女性に慣れてそう」
「そ、そ、そんなことないって。アッコちゃんが色っぽすぎるから我慢できなかっただけだよ」
「ふーん」
「ああ、もうダメ。これ以上は我慢できないよ。ココを出てホテルへ行こう! ね?」
「(コクン)」
こうしてカラオケボックスをわずか20分ほどで退出し、ホテルに向かうことに。
そこから徒歩3分ほどのホテルに到着。この3分がなんと長く感じたことか!
部屋に入り、別々にシャワーを浴びてベッドイン開始。