能年玲奈の主演作『ホットロード』を評論家が絶賛も…消えない“一発屋”の不安


 人気マンガの実写化において、原作ファンを納得させるのは至難の業。どうしても主演クラスは「イメージが違う」と叩かれ、損をしてしまう傾向がある。いくら映画の内容が及第点だとしても、このバッシングは避けられない。それを跳ね返すほどの演技だと期待された能年だが、原作の人気があればあるほどファンの目が厳しくなるため、微妙な状況は変わらないようだ。

 万が一、この映画がコケたら後がないのではないかと心配になるが…。

「『ホットロード』の後、能年は人気コミックを原作にした映画『海月姫』(今年12月公開)の主演が決定しています。同じコミック原作という不安はありますが、こちらは不良少女から一転してクラゲを愛する“ヲタク女子”の役。天然で重度のアニメオタクとして知られる能年の素のキャラクターに近く、ハマリ役になる可能性がある。彼女は役が合わないと悲惨なことになりますが、『あまちゃん』のように役柄がハマると異常なほどの輝きを放ちますからね。業界内では、どちらかといえば『海月姫』で能年の真価が問われるとの評になっています」(前同)

 不良少女か、ヲタク女子か。いずれにせよ、能年は『あまちゃん』を超える新たなハマリ役を懸命に模索中のようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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