新社会人とセックスする方法を考える


■ステップ3.やる気に満ちている新社会人はヤレる!
 新社会人は、大別すると以下の2タイプが存在する。仕事に対して意欲いっぱい燃えているタイプと、できればずっと学生のままでいたかったがそうもいかないため仕方なしに社会に出てきたタイプ。狙うべきは当然前者だ。人間、何かひとつの物事に対してやる気が湧いている時期は、相乗効果でその他の事柄に対してもやる気スイッチが入りやすい。仕事へのやる気は、セックスへのやる気に直結するのだ。スタンディングバーやバルで隣り合わせになった新社会人の熱弁は、松岡修造の如き熱いテンションで受け止めるべし。後は「続きはホテルで」と誘導すればいいのだ。

■ステップ4.不安や愚痴は叱咤せず肯定
 仕事にやる気を燃やしている一方で、仕事についていけるのかという不安も抱えているであろう新社会人。人間とは、不安になると自分を肯定してくれる存在が欲しくなるものだ。スタンディングバーやバルで隣り合わせになった新社会人が不安を口に出したら、「大丈夫だよ」「頑張りは必ず認められるよ」と、肯定に全力を尽くすべし。肯定こそが、社会の荒波に揉まれてきた先輩社会人が、新社会人のオッパイを揉むきっかけになるのである。

■ステップ5.ぶっかけはNG
 ベッドイン後について。新社会人の代名詞でもある真新しいスーツにぶっかけたくなる気持ちもあるだろうが、それだけは絶対にタブー。社会人デビューしたばかりの彼女たちは、スーツの数が少ないため、クリーニングに出す余裕がないかもしれない。射精はスタンダードにコンドーム内で行なうべし。

【結論】
 新社会人と肌を合わせることは、忘れかけていたフレッシュな気持ちを呼び起こすきっかけにもなるだろう。それが仕事への活力となり、成績も上がれば一石二鳥である。
(文=菊池美佳子)

菊池美佳子(きくち・みかこ)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
■著書:『2010年代 ニッポンの風俗』『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』
『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』

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