男がペニスサイズを測る時

0327hakarihaka_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 私事で恐縮だが、暖かくなってきたのを機にジョギングを始めた筆者。薄着になる季節の前に、少しでも身体を絞りたいという魂胆だ。筆者に限らず、女性とは己の体重を過度に気にする生き物である。一般男性の、「ムチムチしているほうが抱き心地が良い」という声は一切届いていないようで、年がら年中ダイエットのことばかり考えている。

 女性たちが、体重と同じくらい気にするのがバストサイズ。Twitterなど匿名のSNSには、胸元を強調させた自撮り画像をアップしている女性がごまんと存在する。男性フォロアーからの「オッパイ大きいですね」などのリプライで、自身のバストサイズに自信をつけているのだろう。

 対して、男性が気にするのは身長とチン長。まず身長に関してだが、一般的には、身長の低い男性よりも高身長男性のほうがモテるとされている。そのうえ、身長は体重のように自己調整でどうにかなるものではないのが悩ましい。

 では、チン長はどうだろうか。チン長も、身長と同様に自己調整できるものではない。しかし身長と違うのは、「大きすぎると痛いから、ミドルサイズで充分」という女性が圧倒的多数を占めるという点だ。

 にもかかわらず、男性にとってやはりチン長は気にせずにはいられないもの。女性たちが体重計に乗るように、貴方にも己のペニスに定規をあてがい計測をした経験があるはずだ。

 一般男性から、ペニスの計測アピソードを募ったところ、バラエティ豊かな回答が出揃った。

 
【1】男子グループ複数名で
 ほとんどの男性が、計測デビューは中学生の頃だったと回答。性に対しての関心が高まる年頃と合致する。放課後のトイレや修学旅行など、男子グループで集まり計測するパターンも珍しくないようだ。皆で立ちションするのと似た感覚かもしれない。

【2】エロ本に感化されて
 立ち読みしたエロ本に、ペニスの平均サイズに関する特集が組まれており、急に己のサイズが気になり定規に手を伸ばした者も。平均サイズとして掲げられていた数値よりも長かったことから、思わずガッツポーズをしたとのこと。

【3】測ってはみたものの……
 興味本位で計測したものの、一般的な平均値がわからないので、悶々とした気持ちが残ったと語るのは40代男性。「自分が中学生の頃にはまだインターネットもなく、性に関する情報が得られなかった」と当時を振り返る。

【4】ネットの情報に翻弄された男性も
 20代男性からは、「3」と真逆の声が寄せられた。「インターネットで、男優の巨根ばかり閲覧していたため、自分はかなり小さいほうだと凹んでいた。しかしセックスデビューしてからは、女性たちから『大きい』と言われ自信を回復した」心温まるエピソードである。

【5】躍起になり過ぎて……
「正確な数値を出すことに必死になりすぎて、定規を強く押しつけたため、痛い思いをした」と振り返るのは理系男性。これもまた青春の1ページである。

 
 チン長を測った経験がない男性など存在しない……という前提でリサーチしていたが、意外にも計測童貞だという人も。彼らの言い分にもスポットを当ててみよう。

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