失恋ならぬ“ヤリチン”ショコラティエ!? 知られざるスイーツ界の乱れた性


「30歳になってから学校に通った私は、親が学費を払ってくれるわけではないのでバイトとの両立が必須。ブサイクな講師なんかには目もくれず、授業だけを必死にこなしていました。そんな私が彼の言いなりになってしまったのは、彼にフランス留学経験があったからだと思います。フランス留学は私の夢のひとつでもあったし、海外について教えてくれる彼は、年下だけどとても頼りがいがあるように見えました。しかも、海外でレディファーストを学んできているので、とにかく優しくてスキンシップが多くて。“シフォンケーキ用の卵白10個分を泡立てる”って、女性にとってはすごく腕力のいる作業ですが、彼が私の上から手を重ねて手伝ってくれたりして…。ドキドキしないわけないじゃないですか」

 その後、彼女はアシスタントの男性に誘われるがままカラダの関係に。しかし、アシスタントの仕事はかなり薄給なため、彼にお金を貸すことも多くあったそうだ。貸したものの、返済を切り出す勇気がなかったAさんは、バイト先をキャバクラに変更し、その後風俗に…。それでも、自分のものにはなってくれない彼と風俗での接客によって精神を病み、学校は辞めてしまったそうだ。

 『失恋ショコラティエ』でも、主人公の爽太はモデルのえれなとセフレ関係を結ぶが、そういったことはドラマの中だけではないようだ。この春、ドラマの影響で安易にショコラティエを目指す女子と、彼女たちをますます狙いやすくなる汚い男たちが増える予感がしてならない。
(文=笹倉麻衣)

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