前田敦子、関ジャニ∞との共演が物議を醸すも女優としてはチャンス到来!?

0204maedaatuko_main.jpg※イメージ画像:『タイムマシンなんていらない』キングレコード

 今夏に公開される関ジャニ∞の主演映画『エイトレンジャー2』のヒロインを前田敦子(22)が演じることが明らかになった。2012年に公開された関ジャニ∞の初主演映画『エイトレンジャー』の続編となる今作は、前作に続いて堤幸彦氏が監督を担当する。前田はストーリーの鍵を握るヒロインで、週刊誌記者の西郷純役を演じるという。

 製作サイドは今作に前田を起用した理由について、過去に彼女がドキュメンタリー番組で見せた涙が決め手だったと話し、「切ない涙を流す人という印象を持ちました。今作はコメディーをパワーアップさせていますが、クライマックスには心をギュッと締めつけるような“切なさ”が必要で、前田さんの涙がパッと浮かびました」と明かしている。

 しかし、前田の出演については関ジャニ∞ファンを中心にネット上で物議を醸しており、さまざまな声が上がっている。

 「なんで前田敦子なの…」「キスシーンとかないよね?」「エイター(関ジャニ∞ファン)とあっちゃんファンが集まって舞台挨拶の倍率がすごいことになりそう」「エイターの質が下がるから前田敦子のこと悪く言うのやめて」

 ともに絶大な人気を誇っている関ジャニ∞と前田の共演となれば、それぞれのファンにとっては何らかの不安要素もあるようだ。また過去には、関ジャニ∞メンバーの大倉忠義(28)と前田の熱愛疑惑が持ち上がったことがあり、これを機に熱愛報道が再浮上するのでは、と心配する声もある。

 今回、前田と関ジャニ∞は初共演となるが、ジャニーズタレントがドラマや映画に出る場合にその相手役の女優が同じ顔ぶれであることも多い。代表的なのが新垣結衣(25)で、彼女は過去に山下智久(28)、長瀬智也(35)、草彅剛(39)、松本潤(30)、錦戸亮(29)など多数のジャニーズタレントとの共演を果たしている。北川景子(27)もジャニーズとの共演が多かったが、たびたび共演者と熱愛の噂が浮上することから、ジャニーズ側が共演NGを出しているとささやかれたことも。また、以前からSMAPメンバーとの共演が多いのが竹内結子(33)だ。このように、ジャニーズ出演作のヒロイン役がある程度固定されている中で、前田の共演が決まったことにはどのような背景があるのだろうか。これについて、ある芸能関係者はこう話している。

「関西ノリのおもしろさが売りでもある関ジャニ∞の映画ということで、コミカルなシーンを演じても支障がない、かつ話題性もあるヒロイン役が必要だったと考えられます。新垣結衣や堀北真希(25)はジャニーズとの共演が多いことで知られていますが、彼女らは清純な印象が強く、この映画の主旨にはなかなか合わないのではないでしょうか。その点、女優としての本格的なキャリアを築いている最中で、過去作品のイメージがつきすぎていない前田は適役ともいえます。前田と同じように演技の活動の幅を広げつつ、いま旬な人といえば桐谷美玲(24)がいますが、彼女は6月に公開予定の『女子ーズ』という映画で戦隊モノのヒロインを演じます。今作と時期がかぶってしまいますしね」

 これまで、ドラマや映画に出演するたびに「演技が下手」「出演作品は視聴率が低い」などの酷評があった前田。しかし、AKB48卒業後に出演した映画『苦役列車』『もらとりあむタマ子』では、演技を評価する声も出ていた。それだけに、今作で関ジャニ∞との相性の良さを見せ女優としての新境地を開拓、映画を前作以上のヒットへと導くことができれば、双方のファンにとってベストな結果となるのだが…。
(文=サ乙)

men's Pick Up