「騒がないでください」デヴィ夫人が沈黙する“平手打ち事件”の真相

「騒がないでください」デヴィ夫人が沈黙する平手打ち事件の真相の画像1※イメージ画像:デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」より

 番組収録中に出演者の一般女性(33)に平手打ちしたとして騒動になっているデヴィ夫人(73)が、女優・淡路恵子さん(享年80)の葬儀・告別式が行われた東京・青山葬儀所で取材陣に対応し、事件について初めて言及した。

 事件が起こったのは、今月9日に収録されたTBSのバラエティー番組『奥様はモンスター2』。デヴィ夫人が一般の女性出演者を3回平手打ちし、そのままスタジオを退出。15日の放送では該当部分がカットされていた。一般女性は警視庁成城署に被害届を提出し、警察が暴行容疑で捜査を進めている。

 番組の共演者として現場に同席した西川史子(42)によると「(一般女性が)かなり挑発する感じでした」といい、一部では番組スタッフの演出に従って女性がデヴィ夫人に暴言を吐いたという情報もある。だが、その一方で「挑発するような指示は出されていなかった」との証言もあり、情報が錯綜している状況だ。

 葬儀所に現れたデヴィ夫人は、淡路さんとの思い出などについて語った後に「みなさん聞きたいことがあると思います。大変不幸なことが起きました」と切り出し、「もし淡路さんが隣に座ってくださったら、あの方(一般女性)をいさめて、叱咤(しった)したと思う。残念ながら、共演者にそういったタレントさんもいなくて、彼女をけしかけるようなタレントさんもいたので、ちょっと不幸なことが起きてしまいました」と経緯を説明。女性と連絡を取っているというデヴィ夫人は「私とあの方(女性)の話し合いで済む個人的な問題」とし、取材陣に対して「騒がないでください」と何度も呼び掛けた。

 デヴィ夫人といえば、別の番組で共演したグラドル・小島瑠璃子(20)を自身のブログで痛烈に批判し、「整形疑惑」とまで書き立てる騒ぎを起こしたばかり。それ以外にも、自身のブログや番組で歯に衣着せぬ物言いを繰り広げ、怖いものなしの状態だった。ところが、今回は前述のように「騒がないで」と弱気コメントに終始。自身のブログでも、今回の騒動については一切触れていない。本来のデヴィ夫人のキャラであれば、相手の一般女性を批判しまくって世間に自分の正しさをアピールしそうなものだが、どういう風の吹き回しなのか。

「TBS側は『嫌な女を演じてほしい』と依頼したものの、事件の原因になった暴言は女性のアドリブだった。番組の主旨からいっても制作側の演出に行き過ぎた部分はなく、女性の発言が配慮の足りない言葉だったとしても、素人のアドリブですから仕方ない。傍若無人キャラのデヴィ夫人ですが、相手に悪気がなかったと分かったことで自分の行為が行き過ぎだったと理解したようです。一方的に手を上げたために倫理的にも分が悪く、刑事事件になる可能性もあるだけに、デヴィ夫人にとってはあまり触れられたくない話題になっている」(テレビ局関係者)

 デヴィ夫人は過去に、第4代フィリピン大統領セルヒオ・オスメニャの孫娘の顔をシャンパングラスで殴打し、37針を縫う大けがを負わせて傷害罪で逮捕されたこともある。決して褒められた行動ではないが、これには他人からはうかがい知れない当事者間の確執という背景があった。だが、今回は一般女性のアドリブがデヴィ夫人の感性と噛みあわず、その結果として起きた単なる暴走だったといえそうである。

 デヴィ夫人は今回の騒動を「不幸なこと」と形容しているが、まさに不幸な行き違いによる事故といえるのかもしれない。しかし、デヴィ夫人の今回の姿勢に対して「自分の都合のいい時だけ騒いで都合が悪いとダンマリ」との批判も起きている。これは事件そのものよりも、デヴィ夫人のイメージに影響がありそうだ。これまで「ちょっと一言よろしいかしら」と芸能界や世間の話題をぶった斬ってきたデヴィ夫人だが、その姿勢にブレが生じたことでキャラが崩壊しかねない窮地に陥っているといえそうである。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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