【ネットナンパ】後ろ姿は、往年の森高千里!!!!


 さて、無事に約束の場所に到着。するとそこにはメールで聞いていた通りの服装の女性が立っていた。ベージュのハーフコートに黒のスカートのその女性。しかもそのスカートはかなり短くて、見ているだけで風邪ひきそうになってしまうほどだ。高めのヒールを履いている凛としたその立ち姿は、往年の森高千里の美脚を彷彿とさせる。

 
 ウヒっ! あの娘がメメちゃんに違いない! こりゃあ当たりだな!!

 
 逸る気持ちを抑えつつ、ソっと後ろから声をかける。

 
「こんばんは、メメちゃんかな?」 
 
「あ、はい」

 
 
 
 
 き、きたざわ?
 
 
 
 
 振り向いた女性の顔は、Jリーグ発足当時のヴェルディ川崎に所属していて日本代表に何度も選ばれたことのある北澤豪を少しだけ女らしくしたものであった。その瞬間、サッカー少年マサオがJリーグカレーを食べてラモス瑠偉に変身してしまうというコマーシャルを思い出してしまったほどだ。

 筆者自身は北澤豪のプレーは大好きだった。抱負な運動量で見ていて頼もしかったし、溢れるガッツがブラウン管越しに伝わってくるほどであった。しかも北澤豪は筆者トコショーと同じ歳だったので、ますます親近感を持っていたのである。

 そんな北澤豪クリソツのメメちゃん。いつもなら急な腹痛になったなどと言い訳して回れ右するところだろう。しかし、この時の筆者は有頂天モードである。

 “ま、顔はアレだけどバックでヒーヒー言わせる分には問題ナッシングだろう”、そうプラス思考で受け止めたのであった。

 
「こんばんは、ワクワクメールで約束したショーイチです」 
 
「ふふ、写メのまんまですね」 
 
「そ、そっかなぁ」 
 
「はい、凄く優しそうですね」 
 
「ま、まあ取り柄はそれくらいしかないからさ」

 
 いきなりの褒め殺しという先制攻撃を仕掛けてくるメメちゃん。まあ、その容姿ならわからなくもない。そのままブスっとしていたら相手の男は怒りだしかねない。それゆえ愛嬌で見た目のハンディキャップを補うという術を身につけているのだろう。

 筆者の一方的な思い込みかもしれないが、そんなメメちゃんの涙ぐましい努力が可愛く見えてしまう。だって筆者は有頂天モードなのだから。

 そんなワケで足取りも軽くホテルに到着。そして別々にシャワーを浴びて、ベッドイン開始だ。

 メメちゃんの体型はほっそりスレンダーでおっぱいはBカップほど。褒められる場所は美脚くらいなものだろう。そんな彼女に覆いかぶさり、チュチュっと軽いキスをしかける。もちろん筆者は目を閉じながらである。

 次にレロレロっと軽く貧乳を愛撫して、ペロペロっとクリちゃんを舐め上げる。その後シックスナインの体勢に移り、互いの性器を舐めあう。
 
 
 
 
 お、おふぅ!
 
 
 
 
 メメちゃんはなかなかのテクニシャンであった。これも己の不細工さを補うために身に付けた彼女の努力の結果だろう。このままメメちゃんのおクチの中で果てたい誘惑に駆られる筆者。しかし、メメちゃん相手に2回戦をこなす自信は欠片も無い。そこで早々にシックスナインを中断して、挿入することにした。
 
 
 
 
 もちろん後背位で!
 
 
 
 
 サクっとゴムを装着し、念のため己の唾液をゴムにたっぷりとなすりつける。そして、ズブズブっと肉棒をゆっくりと埋めていく。
 
 
 
 
 クーっ、いい道具持ってやがんなぁ!
 
 
 
 
 入口と奥の2か所で筆者の愚息を締め上げてくるというなかなかの名器である。しかも、この体勢になって初めて気付いたのだが、メメちゃんのお尻は真っ白でプリンプリンで熟した果実のような柔らかさをもっていた。

 そんな尻肉を両の手でワシ掴みにしながら腰を振ること5分強。メメちゃんが大いに乱れ始めてきた。
 
 
 
 
「あ、あ、あ、ショーイチさん、わたしイっちゃいそう」
 
 
 
 
 はぁ、声は北澤豪じゃなくて良かったぁ。声だけ聞いていれば、森高千里とまでは言えないがなかなか可愛らしい感じだ。この時点でメメちゃんは顔をベッドに突っ伏して、横を向いていた。そう、筆者が視線を向けると北澤豪の顔が嫌でも視界に入ってしまう。それゆえ筆者はずっと彼女の尻だけを凝視しながら腰を振り続けていたのである。

 
「も、もうダメ、イっちゃうぅ!」、大絶叫するメメちゃん。
 
 
 
 
 ふぅ。
 
 
 
 
 メメちゃんに遅れること数秒ほどで、筆者も無事に頂点へ達することができた。

 ササっとゴムを処理する筆者。愚息はまだまだシ足りないらしく、発射直後であるのに硬度を保ったままだ。しかし、賢者タイムの筆者にしてみれば北澤豪ともう1回戦こなすのは難易度が高すぎる。

 
「じゃ、メメちゃん、シャワー浴びてきなよ。俺は家に帰ってからお風呂に入るからさ」と終了宣言した筆者であった。

 その後ホテルを出て、駅の近くでサヨウナラとなった。もちろんメール交換無しでのお別れだ。

 たしかにアソコの具合とフェラのテクニックは良かったが、ただそれだけである。19歳の女子大生トモちゃんとのデートを控えた有頂天モードだったからこそゴメンナサイしなかっただけのことだ。

 こんな鬼畜の筆者を「凄く優しそう」と評した今日の相手のメメちゃん。どうやら男を見る目は無さそうである。そう、筆者はヤサシイのではなく、ただただヤラシイだけの男なのだから。
(文=所沢ショーイチ)

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