【ネットナンパ特別篇】二輪車を諦めて、王様ごっこからの3Pへ・前篇


 1番を引いたのは巨乳のみくちゃん。両端を咥えながら、ポッキーを食べ始めて最後に唇と唇が触れる。チャンスとばかりに舌をみくちゃんの口内にネジ込もうとしたのだが、寸でのところで逃げられてしまった。

 お次はメイサちゃんとの番だ。この時は逃げられないよう、メイサちゃんの後頭部に手を添えていたのでディープキスに成功した。数十秒ほど舌を絡めていると、みくちゃんが間に入るかのように止めにかかってきたのである。
 
 
 
「もう、所沢さん、エロすぎぃ!」 
 
「だ、だって王様ゲームってこんな感じなんでしょ?」 
 
「えー、こんなにエロくないよぉ」 
 
「そんなことないって、エロいっていうのはフェラチオしろとか中出しさせろとかでしょ?」 
 
「やだぁ、なにソレ!」

 
 
 
 嗚呼、楽しいなぁ。非モテの筆者とは縁が無かった王様ゲーム。それがこんな形で実現するとは、なんて幸せなんだろう。

 この時点ですでに愚息の先っぽから先走り液がダダ漏れ状態だった。よし、次の作戦に移る頃合いだろう。

 筆者は一言断ってトイレに駆け込む。そして個室の中でズボンを下ろし、カチンコチンに屹立した愚息にスルスルっとゴムを装着。そして何食わぬ顔で部屋に戻る。
 
 
 
「じゃ、王様ゲームの続きしようか! 今度はみくちゃんが握って!」 
 
「はぁい」

 
 
 
 さわさわっと指先で当たりを確認してそれを引き抜く筆者。
 
 
 
「やったぁ! また俺が王様だ!」 
 
「えぇ、ずるい!」 
 
「ずるくないよぉ。俺が王様なんだからおとなしく言うこときいてね」 
 
「えぇぇ!」 
 
「じゃあ、1番と2番の子が王様の耳にキスしながら、おちんちんを触る!」 
 
「えぇ! 耳にキスならいいけど、おちんちんを触るのはダメだよ」 
 
「うん、直接じゃなくてズボンの上からならいいでしょ、ね?」 
 
「ま、まぁそれくらいなら……」 
 
「はい、じゃあメイサちゃん、みくちゃん、よろしく!」

 
 
 
チュパチロレロロ!
ちゅぱちろれろろ!

 
 
 
 はふぅん。両耳を同時に舐められるこの快感ときたら、もうたまらん!!
 
 
 
さわさわさわ
 
 
 
 メイサちゃんとみくちゃんの手で股間をまさぐられる筆者。
 
 
 
「すごい、固くなってますよ、所沢さん」 
 
「うん。ズボンの上からでいいからシゴくようにしてくれるかな」

 
 
 
 解説しよう!

 実はこの時筆者トコショーはスウェット生地のズボンをはいていたのである。普段は街中で勃起した場合、すぐにバレてしまうので着用をさけているのだが、この王様ゲームのためにあえてスウェット生地のズボンを着用していたのであった!
 
 
 
チュパチロレロロ!
さわさわさわ
ちゅぱちろれろろ!
シコシコシコ

 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 ドクドクドクっとゴム内に発射する筆者。いやぁ、こんなに興奮したのは久しぶりである。その興奮度に比例してザーメンの量もいつもの2倍増といった感じだ。
 
 
 
「え、もしかして所沢さん、イっちゃったの?」とメイサちゃん。

「うそ! ホントに!」とみくちゃん。

「うん、でもさっきコンドームをはめておいたから大丈夫だよ」 
 
「えぇ! なにソレぇ! おかしい!」

 
 
 
 しばしの余韻を味わった後、再度トイレに駆け込みゴムを処理する筆者。しかし、発射直後だというのに愚息はまだカチンコチンのままである。

 こうなりゃ予定を変更するしかあるまい。

 部屋に戻ると、「じゃ、そろそろホテルに向かおうか!」と提案する筆者。こうしてカラオケボックスを後にして、女性二人を引き連れてホテル街へ向かうことになったのである。

後篇に続く】
※6日公開予定
(文=所沢ショーイチ)

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