マシュマロ女子とセックスする際の作法について

1225motepocha_fla.jpg※イメージ画像:『la farfa VOL.4 DVD付』ぶんか社

 「マシュマロ女子」という言葉をご存知だろうか? 「肉食系だの草食系だの、カテゴリ分けはもうたくさんだ!」という声が聞こえてきそうだが、どうか我慢して聞いていただきたい。マシュマロ女子とは、女性向けのファッション誌が発端となった造語で、ぽっちゃり女性のこと。なかなか上手い表現である。ぽっちゃり女性を「メスブタ系女子」だの「力士系女子」だの言っては角が立つ。その点、マシュマロという言葉には嫌味がない。さすが女性ファッション誌、流行語が何たるかをよくわかっているのだろう。

 マシュマロ女子は、ぽっちゃりしているだけではなく、チャーミングであることも求められる。芸能界でいえば柳原可奈子、モデル界では後藤聖菜、グラビア界では水樹たまなどが該当するといえるだろう。グラビアといえば、ひと昔前には類家明日香など樽ドル(樽のような体型をしたアイドル)が話題を集めた。昨今のマシュマロ女子ブームは、樽ドルの変化型なのかもしれない。

 女性向けファッション業界は、マシュマロ女子を対象にした大きめサイズでも可愛いデザインの洋服に力を入れ始めている。「太っているから可愛い服が着られない」という時代ではなくなってきているのだ。かつては、痩せなければ洋服のバリエーションを選ぶことができず、そのためスレンダーであることが美徳とされてきた。しかし、価値観が多様化している現代においては、「ぽっちゃり体型も個性」という見方が強まってきている。以上を踏まえると、ダイエットに躍起になる女性ばかりではなく、マシュマロ女子として人生を楽しもうという考えの女性も増えてくるのではないだろうか?

 マシュマロ女子の増加に備えて、男性側がセックス紳士としてとるべき行動はただ一つ! マシュマロ女子とのセックス作法を習得することである。マシュマロ女子とのセックス経験を持つデブ専…失礼、マシュマロ専男性たちに、マシュマロセックスの作法を聞いてみた。いや、その前に、まずはマシュマロセックスの醍醐味を知っておきたいものである。

■抱き心地の良さ
 ダントツで多かったのがこの意見である。標準体型以上であるほうが、女性特有の「柔らかさ」を堪能できるとのこと。

■安心感
 スレンダーな女性の場合、体位によっては「(骨にあたって)痛いのではないか?」など余計な心配が浮かびセックスに集中できないことも。その点マシュマロ女子なら、荒々しく突いてもノープロブレムである。

■美肌率が高い
 セックスは、肌と肌を重ね合わせる行為。相手女性が美肌であるに越したことはない。多くのマシュマロ専男性は、「マシュマロ女子には美肌が多い!」と口を揃える。ダイエットで油分が足りておらずカサカサ肌になっている女性よりはうんと魅力的なのかもしれない。

■スケベな女性が多い
 食欲と性欲は比例するという俗説がある。それに則って、よく食べる女性にはスケベが多いとのこと。確かに、ヤリマンを自称する女性にはマシュマロ体型が多いようにも見受けられる。

■安産体型=オスの本能を刺激される
 男として生を受けたからには、己の遺伝子を後世に残したいと思うのが本能! そのため、丈夫な子を産んでくれそうな安産体型に欲情するのだとか。

 マシュマロセックスの醍醐味はなんとなくわかってきた。では次に、作法について考えてみよう。

■肉をつままない
 マシュマロ女子からの切実な訴えである。豊満な肉体を見ていると、ついつまみたくなるものだが、非常に傷つくとのこと。傷つくくらいなら痩せればいいじゃないか、とツッコミたくなるが、そこはぐっと堪え、ツッコむのはチ○ポだけにしておこう。

■駅弁プレイは諦める
 マシュマロ専男性からの意見。想定70キロ超えのマシュマロ女子を抱きかかえようとして、大変な惨事になったとのこと。駅弁を食べながらのプレイはOKかもしれないが…。

■後背位歓迎
 ほとんどの女性が、「顔が見えないから愛を感じられない!」と敬遠する後背位。しかしマシュマロ女子たちは、「腹の肉を見られないから好都合」と微笑む。厚みのある尻肉をかき分けて肉棒を突き刺そう。

■早くイクように調整!?
 マシュマロ女子には(膣の締まりが)ユルい女性が多いかも…と証言する男性も。慢性的な運動不足でボディも膣もユルんでしまったのだろうか。理由はさておき、膣ユルめのマシュマロセックスではイキにくくなることもあるという。だからと言って、のんびりピストンしていては遅漏の汚名を着せられる危険性も。速やかな射精を心がけよう。

 マシュマロセックスのお作法、如何だっただろうか? これまでスレンダー美女にしか興味がなかった人も、マシュマロブームに乗っかるべく、マシュマロ女子に乗ってみるのも一興である。
(文=菊池美佳子)

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