「とんねるずは危険」「努力もなしに…」鶴瓶VS石橋 伝説の真相を暴露

1224turube_main.jpg※イメージ画像:『SWITCH vol.27 No.7』スイッチパブリッシング

 22日深夜に放送された『リシリな夜SP』(TBS系)に、笑福亭鶴瓶(62)が出演。MCを務めるとんねるずの石橋貴明(52)とテレビ初となる貴重なツーショットを披露した。

 東西の大物芸人2人によるトークは、放送前からネット上でも話題を集めていた。放送が始まると、さっそく2ちゃんねるなどでは関連スレッドが立ち上がるほどの盛況ぶり。これまで数々の放送事故を起こしてきた2人の絡みは、多くの視聴者の関心を集めたようだ。

 そんな2人は番組冒頭から今のテレビについて熱く語り、鶴瓶は「(昔と違って今は)きっちりとしてきた」「変なことできない」と言い、生放送中に自分のアソコをさらした過去を懐かしむ。しかし、そんな自分の失態は棚に上げて、石橋に向かって「本当はおたくなんか(テレビに)出られない」と先制パンチ。鶴瓶は石橋に「捕まったことあるやろ」「人を殴って失神させたことくらいあるやろ」と勝手なイメージを膨らませ「とんねるずは危険」とし、さらにテレビに出てはいけない人間だと言い放つのだった。

 この鶴瓶の言葉に石橋はすかさず、「それ、僕に言います?」と反論。これまで、鶴瓶がテレビの中で起こしてきた全裸事件や脱糞未遂事件に触れ、「そんなことをしてきた鶴瓶さんに言われたくない」とカウンターをお見舞いした。

 それでも鶴瓶は負けじと、以前『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に出演した際、「食わず嫌い王決定戦」では鯖を食べさせられ死にかけたことを暴露。鶴瓶は鯖にアレルギーがあったが、無理やり食べさせられ「とんねるずに殺される」と思ったというエピソードを披露した。

 また、鶴瓶はとんねるずに向かって、「努力もなしに感覚だけでここに来てる」と指摘。そんなとんねるずに若手芸人が憧れてしまうという。それを聞いた石橋はどう反応していいのかわからないといった感じだったが、鶴瓶がテレビの野球拳企画で全裸になったことなどを挙げると再び形勢は逆転。「そんな企画をする自体が頭おかしい」と鶴瓶は言っていたが、野球拳で負けて全裸になったことは認めていた。

 また、俳優故・丹波哲郎宅での脱糞未遂事件に話が及ぶと、共演していたビートたけしが「風呂に入ったから、何かしようと思い」廊下にウンコをしようとしたと語った鶴瓶。『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)での全裸事件については、「普段、裸で寝ている」クセが出て脱いでしまったと釈明する。いずれの場合も「酔っていた」と言うが、やはり鶴瓶というのは、いつでもどこでもどんな状況でも“芸人”であるということなのだろう。

 そんな鶴瓶に対して石橋は、「東西の壁を越えていろんな人と仲が良い」と言い、自分にとって珍しく関西の人で話せる人、だと本音を漏らす。それに対して鶴瓶は、「(自分に)先輩だからという気持ちがない」から、誰とでも仲良くなれるのだという。そして何度も「俺も(石橋のことが)好きやからな」という鶴瓶からは懐の深さが感じられた。

 番組の最後には、鶴瓶が石橋に向かって、「ライブをしろ」「仕事せいや」「テレビをもっとしろ!」と助言。「東京、大阪問わず、(とんねるずと共演したい)若手は多い」ことを伝えた。石橋は、自分たちが仕事をしない理由は「ギャラが高いから」と煙に巻いていたが、50歳で落語に挑戦した鶴瓶の話を聞いた際には深い感銘を受けている様子だった。芸能界の先輩の話を聞いて、もう一度新たに挑戦する意欲でも湧いたのではないだろうか。以前から話が出てはうやむやになっていたとんねるずのコントライブだが、来年あたり武道館などで開催されるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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