「お笑い芸人みたいな立ち位置だった」真木よう子の意外な素顔

makiyouko0624main.jpg※イメージ画像:『週刊真木よう子 トラ・トラ・トラ』キングレコード

 6月22日に真木よう子や大森南朋が出演している映画『さよなら渓谷』が公開された。真木は映画『ベロニカは死ぬことにした』以来、実に7年ぶりの単独主演作となり、監督は大森の兄である大森立嗣が務めている。レイプ事件の被害者と加害者が夫婦になるという、極限の男女愛を描く同作。真木が渾身の濡れ場を演じていることでも話題になっている。

 23日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、その真木と大森兄弟が出演。毎回、時代を彩る3人のゲストが自由にトークを繰り広げる同番組で、話はプライベートから仕事まで多岐に及び、真木の意外な素顔も見えてきた。

 小さいころに自分の中で流行っていた遊びが一人芝居だったという真木。「好きな映画のセリフとかを覚えて、ぬいぐるみとかに(話していた)」と告白。「トトロ置いて、自分がサツキみたいな?」と聞かれると「サツキやってましたね」と答えた真木。ジブリアニメは大好きなようで「今、必死に売り込んでます。少年の声とかができそうなんですよ、自信あるんですよ」と意外な願望を明らかにした。

「真木は、2008年に『ミチコとハッチン』(フジテレビ系)というアニメで主役のミチコ役で声優にも挑戦していて、アニメファンからの評判も上々でした。真木の『自信がある』という発言も、経験から来るものでしょうし、うなずけますね。それに、ジブリは有名タレントを起用する傾向にあるので、実現の可能性はかなり高いのでは。真木といえば、キリッとしたルックスとサバサバした雰囲気から“強くて怖い女”というイメージを持たれがちですが、実際は、時折宣伝を兼ねて出演するバラエティ番組などで“かわいらしい一面”が明かされます。このギャップにやられる人がホントに多い(笑)。今回の『ボクらの時代』の中でも話していましたが、真木は男3人に囲まれた4人兄弟の中で育ったことが大きいのかもしれません。中学卒業と同時に女優を志すなど、芯の強さは持ち合わせている真木ですが、普通の女性っぽい面も共存しているのが魅力ですよ」(芸能ライター)

 休みの日には「ただ、ひたすら寝てますね」という“干物女”っぷりも明らかにした真木。「人より睡眠時間が多い人間だと思う。12時間寝ないとダメなんですよ」と語り、「(夕方の)4時とか5時まで寝て、1日無駄にする」というのもよくあることだという。「どんな感じだったの? 小学生のときとか、クラスでポジション的に」という質問には、「おもしろいやつだった」と返答。「けっこう、ギャグとか言う系?」「そうそう、私陸上部だったんですけど、お笑い芸人みたいな立ち位置で、おもしろいことばっかり言ってて笑わせるみたいな」と、わりとコメディエンヌな学生生活だったようだ。

 そのせいか、「女の子の方にモテていた」という中学時代の真木。最近のモテ期については「去年の秋ぐらいは、なんかやたらモテたときありますね」とキワドイ答えを炸裂させた。仲のいい芸能人の話になると、真木が挙げたのは瑛太や木村カエラ。前クールのドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)で共演していた瑛太とは、一部週刊誌で不倫疑惑が浮上するほどの親密ぶりだったというが…。

「あの美貌にGカップといわれる巨乳の持ち主ですからね。すぐにそっち方面に話を持って行かれてしまうのもわかります。出演作『そして父になる』がカンヌ国際映画祭に出品されましたが、真木の爆乳は現地でも話題に。海外メディアから『胸の大きい人』というアダ名がついたともいわれています。だけど、本人はこのとおり飾らない性格で、カラオケでは尾崎豊を熱唱するというオヤジっぽい一面も。W不倫が取りざたされた長塚圭史にしてもそうですが、一緒に仕事をした人とウワサになりやすいのは、単純に人間としてすぐに仲良くなれるからでしょう。男っぽい一面もありながら、実はチャーミング。さらには女優としての覚悟も持ち合わせている真木ですから、同じ業界人として親密になるのは当たり前ともいえるでしょう」(同)

 「20代前後のときは、全然仕事もらえなかったですからね。オーディション行っても、落ちてましたし」と語った真木。誰が聞いてもわかるような国民的な映画のヒロインオーディションを受けて落ちたこともあるようだ。しかし、「それ見て、絶対私がやった方がよかったって」思ったというから、その女優魂は相当なもののようだ。さまざま面を見せながら、共演者や視聴者を魅了していく真木。今後もその言動で楽しませてくれそうだ。
(文=津本ひろとし)

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