園山真希絵の衝撃セクシーグラビアに誰得の声

sonoyama0509main.jpg※イメージ画像:園山真希絵オフィシャルブログ
「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」より

 俳優、塩谷瞬の二股交際が話題になって一年。その騒動の当事者である料理研究家の園山真希絵が、フォトエッセイ集を発売する予定であることがわかった。

 フォトエッセイ集の内容は、自身もダイエットに成功した経験を持つ彼女が、その体験も織り込みつつ、現在熱心に取り組んでいる豆料理を宣伝するというもので、大胆に肌を露出したセクシーショットもあるという。4月上旬の時点でも「ヘアヌードを撮ったらしい」と業界内でウワサになっていたが、どちらかといえば美容に関心がある女性向けの書籍になりそうだ。

園山といえば、二股恋愛の被害者という形で名を上げたはずが、その後、出演したテレビ番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)で、塩谷について、「バカでアホな男だと知っていた」「複数の男性にプロポーズされている」などと発言して視聴者を呆れさせ、美人料理研究家というよりも“勘違い女”のイメージが強くなってしまった。その後も多くのメディアから一時的に取材が殺到したものの、的はずれな強気の発言と売名行為に近い自著の宣伝でひんしゅくを買い、「気がつけば塩谷のほうが被害者なのでは」とまで言われたお騒がせ人物だ。

おまけに、本業である料理の奇抜さは常にネット上で話題となり、何か料理を発表するごとに「盛り付けが汚い」「奇想天外すぎて食欲がわかない」と揶揄される始末。それも一因だったのか、彼女自身が経営に携わっていた店「園山」も閉店する羽目になっている。

 そんな園山のフォトエッセイ集の先行カットと思しきグラビアが、本日(5月9日)発売の「フライデー」(講談社)に掲載された。さすがにヘアヌードなどの過激なものではなく、入浴シーンと水着の上にシースルーシャツを羽織った写真程度の露出だが、園山は「グラビアの話をいただいたとき、最初は150%やる気がなく『ありえない』の一言でした」とインタビューで振り返っている。自身もバッシングを受けていることはよくわかっていたようで、「グラビアなんてやったら、また叩かれたり、売名行為だとか」間違いなく第二の騒動になるだろうと見越していたという。しかし今年は故郷・島根にある出雲大社の「大遷宮」の年であることから、自身も原点に立ち返ってみようと考え、グラビア撮影を承諾したそうだ。

 原点に戻ることとセクシーグラビアは一見、何の関連性もなさそうだが、本人にとっては「肌荒れと肥満に悩まされていた過去から、豆料理で健康体を手に入れた」ことの証明のひとつとして、現在の肢体を公開する決意が生まれたようだ。

 確かに男性視点で見れば、グラビアアイドルでも女優でもない彼女のグラビアに大きな価値があるとは言い難く、「誰が得するんだよ」との声がネット上であふれているが、一方でダイエットに励んでいたり、アトピーやニキビに悩まされている女性たちにとっては励ましになるのかもしれない。毎回見る者を騒然とさせるインパクト料理の写真とコラボするのであれば、珍本としての価値も出てくるだろう。

 ちなみに二股騒動の中心人物だった塩谷瞬は、メディアの総叩きによって俳優業にも支障を来し、現在はピースボートに乗船して世界一周の旅に出ている。すっかり過去の人となってしまった元恋人とは反対に、たくましく自由に生きていこうとする園山の姿勢には、現代人が失っている野生を感じることだけは確かだ。
(文=潜水亭沈没)

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