衣装パクリだけじゃない? ももクロに多発する“パクリ疑惑”とスキャンダル

momokuro0502main.jpg※イメージ画像:『5TH DIMENSION
(初回限定盤B)』
キングレコード

 4月10日に発売されたセカンドアルバム『5TH DIMENSION』(キングレコード)が、同月22日付のオリコン週間アルバムチャートで初登場首位を獲得した、ももいろクローバーZ。それだけでなく、2011年に発売されていたファーストアルバム『バトル アンド ロマンス』も再び売れ行きを伸ばすという現象が起き、同チャートで2位に返り咲いた。女性グループのアルバムが1位、2位を独占するのは史上初だという。

 08年に路上ライブからスタートし、いまや邦楽史にその名を刻むこととなったももクロだが、そのセカンドアルバム『5TH DIMENSION』のジャケット写真でも着ている奇抜な衣装を巡り、ちょっとした騒動となっている。5人が身につけているマスクと衣装が海外デザイナーの作品からのパクリではないかというのだ。

「ウクライナ出身のデザイナー・Elena Slivnyakによる『IIMUAHII Couture』というブランドの2012年秋冬コレクションの作品に、あの特徴的なマスクと丈の短いジャケットにそっくりな洋服があることで話題になっています。そのブランドの公式サイトや公式フェイスブックに掲載されている写真を見ると、形だけでなく色もそっくり。偶然の一致では済まないほど似ているんです。このデザイナーに制作をお願いしたのではないかという声もあがりましたが、別の人物がマスクを作ったことをブログで公にしていたので“パクリ疑惑”が噴出しているんです。さらに今回、ももクロの衣装デザインを手がけたとされる女性が、PinterestというウェブのサービスでそのIIMUAHIの写真を『お気に入り』に登録していたことも発覚し、パクリを疑う声はさらに大きくなっているようです」(芸能ライター)

 邦楽史上初の快挙にミソをつける格好となった衣装パクリ騒動だが、衣装だけでなく、ももクロには楽曲や演出についてのパクリ疑惑も出ている。

 昨年11月に発売された9thシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」は布袋寅泰による作曲であることが話題を集め、オリコンでも週間売り上げ2位を記録するなどまずまずの売れ行きを見せたが、この曲のサビ部分が、オワタP氏によるボーカロイド曲「どうせお前らこんな曲が好きなんだろ?」に酷似していると話題になっている。また、昨年フランスで行われた『Japan Expo 2012』でのももクロのライブ演出が、Berryz工房のシングル「愛の弾丸」のPV演出をそのままパクっているのではないか、という声もある。ももクロのマネージャーである川上アキラ氏がかつて「Berryz工房をいろいろ参考にしている」と発言していたというウワサもあり、ファンの間では「オマージュでは」と擁護する声も出ているが、この演出も“参考にした”可能性は捨てきれない。

 このようなパクリ疑惑がささやかれる一方で、ももクロはメンバーや近親者のスキャンダルも徐々に暴かれ始めているようだ。4月30日発売の「FLASH」(光文社)は、百田夏菜子の実家が税金滞納で一時差し押さえとなったことを報じている。

「記事で百田の父親は否定していますが、それに反論するかのように、誌面には登記簿謄本の画像が掲載されており、かなり身辺の取材を進めていたことが分かる内容になっています。また、芸能記者たちの間ではももクロメンバーがあるスタッフと交際しているという情報もありますね。パクリ疑惑に加えてこのような騒動も持ち上がっては、さすがにイメージダウンです」(同)

 昨年末に悲願だった紅白出場を果たし、アルバムの売れ行きも好調、ようやく認知度も上がり、盛り上がってきたももクロだが、このような騒動が噴出したことで、彼女たちに対してネガティブなイメージが植え付けられかねない危険な状況にあるともいえる。ライトなファンからそっぽを向かれ、一部のコアなファンだけが彼女たちを支える…という事態になっても、かつてのモーニング娘。のように活動を継続することは可能だが、それもメンバーの卒業・新加入などが可能なシステムだからこそ。ももクロはあらためて、グループの売り出し方を考える時期に来ているのかもしれない。

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