当たり障りのない世間話をしながら、徒歩数分ほどで激安ホテルに到着。今日は雰囲気も糞もないだろう、ただヤれればそれで良しという心づもりなので激安ホテルで十分なのだ。
別々にシャワーを浴び、いざベッドインである。
「ね、チアキちゃん」
「はい」
「サイトで、尽くすのに自信あるって言ってたけどさ」
「はい」
「今日の俺、すっごく尽くされたい気分なんだよね」
「あ、そうなんですか」
「だから、チアキちゃんにリードを任せていいかな?」
「はい、大丈夫ですよ!」
なかなか愛嬌のいいオバハンである。大胆なサバ読みをしている分、後ろめたさがあるのだろうか。そんなワケで筆者はベッドの上で大の字になり、マグロに徹することにした。
まずはチアキちゃんが覆いかぶさってきて、キスからスタートだ。舌を入れられたら応戦しようかどうしようかと迷ったが、このキスは軽く唇を合わせる程度で終わった。ホっとする筆者。
次にチアキちゃんは筆者の乳首をチロチロと舐め始めてきた。と同時に、片手を愚息に伸ばしてサワサワとハンドジョブを開始してきたのであった。
ギンっ!!
途端にフル勃起する我が愚息。そう、相手が何歳だろうが気持ちイイことにはすぐ反応するのである。そんな正直者の愚息が筆者の相棒なのであった。
「フフ、触った途端に大きくなっちゃいましたね」、乳首を舐めながら語りかけてくるチアキちゃん。
さすが伊達に年は取っていない! 筆者にとってはそんな言葉責めが大好物なのである。
「だ、だって、チアキちゃんの触り方が、物凄く上手だから……」
「じゃあ、もっともっと気持ちよくなってくださいね」
お次はもう片方の乳首を舐めてくると思ったのだが、予想を裏切りフェラチオを仕掛けてきた。
チュッパれろチュッパ
ちゅっぱレロちゅっぱ
まずは亀頭を中心に舌と唇で攻めてくるチアキちゃん。片手でキンタマを優しくモミモミしながらの攻撃である。これはタマラン!! ジワーっと先走り液が滲みだしてきたのが実感できるほどだ。
そんな先走り液をものともせず、フェラチオを続けるチアキちゃん。
“嗚呼、こんなフェラチオ毎晩でもされたい!! いまチアキちゃんに求婚されたら、断る自信がコレっぽっちもないぜ!!”
しつこいほどの舌使いで、亀頭と竿を攻めるチアキちゃん。だが、なかなか愚息を咥えてくれないのである。一刻も早く彼女の口内の温かさを肉棒全体で感じたくてたまらないというのに!!
「フフフ、ねえ、咥えてほしいんですか?」
「う、うん」
「じゃあ、奥まで咥えますね」
ニュノロじゅチュぞぞェネロォ
おふぅ! 危うくイキそうになってしまった。奥までゆっくりと咥えながら舌で肉棒をねぶるそのテクニックに腰が砕けてしまいそうだ。
「ちょ、ストップ、ストップ!」
「あ、ごめんなさい、痛かったですか?」
「ううん、そうじゃなくて、イキそうになっちゃったから」
「え、そうだったんですか」
「うん。すっげえ気持ちいいからもっとフェラしてほしいけど、やっぱり最後は挿入でイキたいからさ」
「じゃあ、そろそろ入れちゃいます」
「うん。で、チアキちゃん」
「はい?」
「どうしてもまたフェラしてほしいから、2回戦目もたっぷりフェラしてくれるかな?」
「はい! もちろんいいですよ」
枕元のゴムを取り出し、愚息に装着してくれるチアキちゃん。至れり突くせりで、まさにマグロ天国だ。筆者は仰向けのまま、騎乗位で合体だ。
ふぅ。
入れて数十秒も持たずに発射となった。いや、数十秒だなんて筆者にしては持ったほうだろう。
その後、一服休憩を挟んで2回戦目スタート。たっぷりと彼女のフェラチオを堪能した後、今度は対面座位での合体だ。とはいえ、腰を振るのはチアキちゃんだけ。筆者は彼女のBカップほどのバストに顔を埋めながら、愚息を締め上げるチアキちゃんの腰使いを思う存分味わったのであった。
ふぅ。
2回戦目だけあって、10分近くは持っただろうか。チアキちゃんも1回戦目とは違って、声を荒げながら感じてくれた様子だったのでなんとか格好がついたようだ。
メールアドレスの交換はしなかったのだが、ホテルの前で別れる際に「また機会があったら遊ぼうね」と告げる筆者であった。
まず再会はないだろうが、なかなか気持ちいいSEXを味わうことができた。対面した際に「ごめんなさい」せずに正解だったと言えよう。やはり女性は顔でもなくスタイルでもなく、年齢でもない! 一番肝心なのは相性なのである。
まあ、SでもMでも相手によってコロコロとスタンスを変えられる筆者にとって、相性の悪い相手というのはそうそう見つからないのではあるが……。
柔軟な思考と正直者な愚息のおかげで、枯れるその時までまだまだ楽しめそうである。はぁ、SEXって気ン持ちイイっ!!
(文=所沢ショーイチ)
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