新宿にビッグダディ登場!! 家族も駆けつけ異様な熱気に

bigdaddy0425main.jpg※イメージ画像:『ビッグダディの流儀』
著:林下清志/主婦と生活社

 4月27日、ビッグダディこと林下清志さんの初の著書『ビッグダディの流儀』(主婦と生活社)の発売記念イベントが福家書店新宿サブナード店で開催された。

 17時スタートということなので少し前に現場に到着すると…カメラを持った人々が群がって地下街が大混乱! 何事かと見ると、そこにはビッグダディが……と思いきや、そっくりさんのピン芸人・モロトゆーきだった。頭にタオルを巻き、『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)でおなじみの緑の「なんとかなるさ」Tシャツを着ているので、まんまと一瞬だまされてしまった。

 ところが、カメラが向けられた先には、ビッグダディの長男の新志さんと熱志さんもいるではないか! 当初からビッグダディは撮影禁止がアナウンスされていたが、新志さんと熱志さんは笑顔で撮影に応じていた。

 そんなわけで、当初こそ「一般の方が通れません、立ち止まらないでください!」とスタッフが叫び、そこに通行人が「誰が来てるんですか?」と聞きにくるようなカオスだったが、そこは普段からアイドルのサイン会や握手会に慣れている福家書店。みるみる列形成をしていった。

 列を見渡すと、並んでいるのはまさに老若男女。幼い子供やお年寄りまで幅広い年代層が並び、制服姿の女の子や若い男性も並んでいたので、ビッグダディのイベントだと知らない人には何のイベントか想像もできないような光景だっただろう。また、親子連れの多さも特筆もので、中にはサイン色紙を持った子供の姿も(実際はビッグダディのサイン入りの書籍が本人から手渡しされる会だった)。まさにテレビの力を感じさせる光景であり、ビッグダディが一般人というより芸能人に近い存在であることを証明したイベントでもあった。会場にはプレゼントボックスも完備されており、これもまるで芸能人だ。

 400枚あったという整理券は、まだ書籍が発売もされていない段階で配布終了。今日はその整理券を手にした人々が並び、物理的にも雰囲気的にも異様な熱気を感じさせた。

 そして、いよいよビッグダディと対面…! 地下街のスペースをパーテーションで区切った一角に、10人のスタッフが取り囲む厳戒態勢の中、ビッグダディはいたのだ。まるで文豪のイベントのようだ。若いスタッフもいるなと思ったら、それは新志さんと熱志さん。ビッグダディは笑顔でファンと会話をして書籍を手際良く渡していく。かつてビッグダディが、以前から読んでいたと筆者のブログにコメントを残してくれたことを話すと、ふたりの息子さんに「長い付き合いなんだよ!」と紹介してくれるなど、いかにもビッグダディらしい気さくさで接してくれた。

 参加者が多いだけに話せる時間こそ短かったが、ビッグダディの対応は短い時間の中で相手の心をつかむ術を知っていることを実感させた。家族仲も、ふたりの息子さんは駆けつけるほどビッグダディを慕っているようだ。そして、テレビで見る最近のビッグダディは離婚、岩手県への引っ越しと、表情が険しいことも多かったが、それよりもはるかに晴れ晴れとした表情だったのが印象に残った。

 さて、そうなると気になるのは、離婚した美奈子さんも書籍『ハダカの美奈子』(講談社)を5月1日に発売し、まったく同じ場所で発売記念イベントを5月11日に開催することだ。すでに「フライデー」(同)でグラビアまで披露した美奈子さんが、今後ビッグダディとどんな関係でメディアに出てくるのだろうか…? 『ハダカの美奈子』は衝撃的な内容が噂されるだけに、今後のビッグダディ周辺もおおいに気になるところだ。
(文=宗像明将)

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