中西モナ、個人事務所設立もテレビ界への第一線復帰は絶望的?

nakanishimona0411main.jpg※イメージ画像:中西モナオフィシャルブログ「true self」より

 2年前に「芸能界を辞めてくれ」と夫に言われて引退したはずの中西モナ(旧芸名・山本モナ)が、夫の不動産投資会社社長のN氏に背中を押されて、3月初旬に個人事務所を設立し、芸能界復帰した。事務所によれば、すでに雑誌連載2本と、4月27日には明治記念館で、働く女性を対象にした定期セミナーイベントで、自民党の野田聖子衆議院議員との対談も予定されているという。

「事務所は、テレビやラジオのオファーも来ているといってますが、モナは恩人のビートたけしの顔に2度も泥を塗って、結婚したら夫に『芸能界を辞めてくれ』と言われて引退した。それが今回は、『夫に背中を押されて復帰を決めた』なんて言っているんだから、あまりにも虫が良すぎる」(バラエティ番組プロデューサー)

 モナは関西の朝日放送の局アナだったが、05年に退社して上京。知人の紹介でたけしの『オフィス北野』に所属。06年にTBSの『NEWS23』のキャスターに大抜擢された。ところが、出演5日目に民主党の細野豪志衆院議員との“路上不倫キス写真”をフライデーされて降板。

 フライデー関係者によれば、「モナは関西キー局である朝日放送時代から、男性スキャンダルのウワサがあった。朝日放送を辞めたのも、不倫相手と目されていた椎名桔平を追って東京に来るため、という情報があったんです。いつか密会するだろうと張り込んでいたら、相手は椎名ではなく、細野議員だったんです」という。

 モナが細野議員との“不倫スキャンダル降板”で世間を騒がせたことで、たけしは初めてモナが自分と同じ「オフィス北野」の所属していること知ったという。

「たけしさんは『とんでもねえ、ねえちゃんを預かった』とボヤいてましたよ。でも、自分の事務所の子ですから見捨てられない。そこでたけしさんは、日本テレビの『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』に出演させて、モナを3カ月足らずでバラエティタレントして復活させたんです」(事務所関係者)

 たけしの力でバラエティタレントして再生したモナは、親しくなった番組関係者に、「楽屋でいじられて鬱になった。私がやりたいのはキャスターなのに」と愚痴をこぼして、マネジャーに「辞めたい」と訴えていたという。

「実際に陰で女性お笑いタレントから、『あんたタレントじゃないでしょ。なんの取り柄もないんだから出しゃばらないでよ』と言われたり、ある女優からは『その下半身の緩さで、テレビに出て恥ずかしくないの』と陰湿なイジメにあってました」(前出の番組関係者)

 その後、モナの希望通り、フジテレビの情報番組『サキヨミ』でキャスター復帰したが、初日の番組終了後、新宿2丁目に繰り出して、その足で、当時、読売ジャイアンツの二岡智宏(現・北海道日本ハムファイターズ)と“五反田ラブホテル不倫”の現場写真を「女性セブン」(小学館)に撮られて、超スピード降板した。

「モナは引退後、『二岡とはやってない』と弁明してますが、ホテルに入ったことは事実。降板は当然ですよ。その結果、CMも降板。一説にはペナルティ料は8,000万~1億円と言われましたが、事務所が肩代わりしたんです。 モナはそれを返済するために仕事選ばず、働くしかない。ところが、モナは『私は悪くない』と言って反省の色を見せず、淡々と仕事をしてました。その頃から、辞める兆候はあったんです」(モナを知る番組関係者)

 モナは、10年8月に不動産投資会社社長のN氏と入籍。そして、翌年6月末にオフィス北野を退社し、芸能界を引退した。

「以前から、辞めたいと言っていたんですが、事務所としては立て替えた借金を完済してくれれば、いつでもどうぞというスタンスだったんです。事務所との関係はうまくいってなかった。だから、モナはやめる1カ月くらい前にフジテレビの湾岸スタジオにいるたけしさんを突然訪ねて、『旦那の願いだから』と説明し、穏便に辞めるための根回しをしたんです。したたたかな女ですよ」(前出の番組プロデューサー)

 引退後、モナは長女を出産。育児に専念する傍ら、働く女性を対象にしたセミナーを開催したり、女性雑誌に登場していた。

「モナは引退後、芸能界復帰を視野に入れて、“女の自立”を訴えるジェンダーフリー論者として活動するようになったんです」(女性誌記者)

 モナを知るテレビ関係者は「元々、モナは芸能界を引退するつもりはなかった。オフィス北野を辞めたいだけだったんです。いずれ、ほとぼりが冷めた頃に復帰すると思われてました。しかし、引退のいきさつを知るテレビ関係者は、今回の『夫に背中を押されて復帰を決めた』に開いた口が塞がりませんでした。少なくとも、たけしと関係があるテレビ局はモナを使いません」という。テレビ界への第一線に戻ってこられるのはいつのことか。

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