【ネットナンパ】ボーイッシュすぎる娘を後ろからガン攻め

netnanpa0411.jpgIllustrate by ながおか

 サクラばかりで一向に出会えない「出会い系サイト」と区別するために、筆者は愛用しているサイトを「出会える系サイト」と呼称している。そんな「出会える系サイト」は、決して数多くない。筆者の知っている限りでは10サイトもないのではなかろうか。

 現在の筆者の携帯には厳選した「出会える系サイト」が6つほどブックマークされている。ここに至るまでは数多くの「出会い系」サイトに登録していたので、今でもなお悪質な業者からの迷惑メールが後を絶たないのである。

 そんな訳で、筆者の携帯には1日に100通以上もの迷惑メールが届くこともザラとなっている。数日も放置しておくと、メールサーバーがいっぱいになってしまい、新規のメールを受信できないという事態になってしまうほどなのだ。それゆえ、一日に数回ほど迷惑メールフォルダを整理しなければならない。そんな作業の中で、唯一の救いは【ハッピーメール】からのポイント復活メールを発見した時だ。

 この連載記事でも何度か紹介したことがあるが、【ハッピーメール】は不定期にポイント復活メールを配信している。そのメールの中に書かれているURLにアクセスするだけで20ポイントほどのポイントが復活するのである。ここまで太っ腹なサービスは他のサイトでは実施されていないので、【ハッピーメール】最大の特徴とも言えよう。

 
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[タイトル]
今から新宿で 
 
[内容]
友達との約束をドタキャンされて新宿にいます。
このまま帰宅する気分じゃないので募集してみました。 
 
エッチは好きですし、よく上手だねって褒められます。 
 
あと、写メは本人です。
よく業者ですか?とか言われますけど、そういう人はメールしないでください。 
 

[書込み日時]03/3* 20:47
[受付メール数] 0/20 
 
マサミさん
♀20代前半
155~159
ややスレンダー
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 いつものように迷惑メールフォルダを整理していると、【ハッピーメール】からのポイント復活メールを発見した筆者。さっそくサイトに接続し、ポイントを復活させたところでご覧の書き込みを発見したのである。このマサミちゃんは写メを公開していたので、ポチっと表示させてみた。

 そこに写っていたのはショートカットの女の子で、口元だけを手で隠していた。クリクリの瞳と筋の通った綺麗な小鼻で、リスを思わせる小動物系のプリティーフェイス。これだけ可愛いのなら例え唇がいかりや長介みたいでも余裕で抱ける!! そう判断した筆者は速攻でアプリー値を開始したのであった。

 
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こんばんは、マサミさん。
新宿のデザイン事務所でWEBデザイナーをやっているショーイチ、36歳です。 
 
ちょうど私も新宿でヒマしていました。
そんな時に、マサミちゃんの書き込みを発見してしまいました!! 
 
よかったらこれから楽しくお会いしたいです。
詳しい希望とか教えてもらえたら嬉しいです。
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 数分もしないうちに交渉成立。彼女が指定した西武新宿南口のファストフード前に向かう筆者であった。

 
 約束の時間10分前に待ち合わせ場所に到着した筆者。少し早く来すぎたので、そこから徒歩10秒ほどの喫煙コーナーで一服することにした。煙草を吸いながら、これから始まるデートをあれこれと妄想する。途端に股間が膨らんでしまったので、片手をズボンのポケットに突っ込んだのである。まあ、控えめサイズのジュニアなのでこんな真似しなくとも周りの人に気づかれることはないのだろうが……。

 ゆっくりと一服を終え、ファストフードに向かい始める。すると、すぐに人待ち顔の女性をファストフードの前に垂らされた垂れ幕の前に発見した。
 
 
 
  むは! どうかあの娘がマサミちゃんでありますように!! 
 
 
 
 その女性は、全盛期の遠藤久美子を彷彿とさせるプリティーフェイスだった。写メとほとんど同じのショートカットだったので、まず間違いなくマサミちゃんであろう。

 ギンギンに固くなった愚息を悟られないよう片手をポケットに突っ込んだまま近づいて行き声をかけた。

 
「こんばんは、マサミちゃんかな?」 
 
「あ、は、はい」 
 
「良かったぁ、写メで見るより何百倍も可愛いから違う人かと思ったよ」 
 
「ショ、ショーイチさんですか?」 
 
「あ、そうです。ハッピーメールで約束したショーイチです」 
 
「は、はじめまして、マサミです」 
 
「うん。今日はよろしくね」 
 
「こ、こちらこそ」

 
 なんともウブな反応であった。出会える系で約束して「はじめまして」なんて言われたのは、過去数百人の中でも1、2度しかないくらいだ。

 ホテル街に向かいながら、横目で値踏みを開始。マサミちゃんの体型はかなりスレンダーであった。ジーンズにスニーカーという格好とショートカットのせいで、後ろからみたら少年のようなシルエットだ。そしてどれだけ目を凝らしも、着衣の状態では胸のふくらみを確認することができなかった。かなりのペチャパイなのであろう。
 
 
 
  まぁ、それも良し!! 
 
 
 
 道すがらの会話でノリの良さを確信した筆者は、いつもよりちょびっとだけグレードの高いホテルを選ぶことにしたのである。

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