ホテルに到着して個室に入りまずは一服する筆者。マサミちゃんは煙草を吸わないということだったので、筆者は灰皿を持って窓際に行き窓を少しだけ開けて煙草を吸い始めた。
「どうして窓開けて吸ってるんですか?」
「いや、煙草の匂いがマサミちゃんの服や髪に移ったら悪いなと思ってさ」
「へぇ、優しいんですね。ショーイチさん」
まぁ、そう思わせるための作戦なのだが、見事にヒっかかってくれた。「なにバレバレで臭い芝居やってるんだ」と思われる向きもあるかもしれないが、この一芝居をブっているのといないのとでは後の反応が大違いなのだ。
「じゃあ、先にシャワー浴びておいで。俺はゆっくり一服してるから、慌てなくていいからね」
「はぁい」
浴室のドアの前で脱ぎ始めるマサミちゃん。筆者の位置からはちょうど死角になっているのでその様子を拝むことはできなかった。だがそれもまた良し、楽しみが後になっただけなので無問題だ。
煙草を2本吸い終わった所で、マサミちゃんが浴室から出てきた。タオルを胸に巻きつけていたのだが、やはり真っ平らで膨らみを確認することができない。もっと凝視したいところだが、グっとこらえてシャワーを浴びることにした筆者であった。
チャチャっとシャワーを浴び終えベッドルームに戻ると、既に室内の照明が暗く落とされていた。ほぼ真っ暗闇だ。浴室の明かりのおかげで辛うじてベッドの位置が判別できるくらいである。いくらなんでもコレでは味気ない。
「ね、マサミちゃん。もう少しだけ明るくしていいかな」
「だ、だって、恥ずかしいです」
「うん。でもね、俺は視力が弱くて暗いとなんにも見えなくなっちゃうんだ。だから少しだけ明るくさせてね」
「は、はい」
ベッドのヘッドボードで照明を操作して、少しだけ明るくする筆者。本当はそこまで視力が弱いわけではないのだが、どうせなら視覚でもエッチを楽しみたいので嘘も方便ってやつだ。
バスタオルを胸にきつく巻きつけたままのマサミちゃん。そんな彼女のバスタオルを優しくはぎ取る筆者。
スッカスカ!
ペチャパイどころではなかった。Aカップほどもないだろう。まさにまな板に鼻くそがくっついているといった感じだ。ボーイッシュな彼女の髪型のせいもあり、まるで美少年を相手に同衾していると錯覚してしまいそう。
そんな彼女の胸になんてコメントしていいのかわからず、無言でキスをして本格開戦の合図とした。軽い感じのキスから徐々に舌を差し入れてハードなディープキスに移行する。なんの抵抗もなく舌を受け入れてくれるマサミちゃん。
いつもならそんなディープキスをしながらオッパイをモミモミするところだが、とにかくこのマサミちゃんには膨らみが皆無なのである。仕方なく親指と人差し指で乳首を軽く摘まんでコリコリするしかなかった。金庫破りの泥棒がダイヤル錠を操作しているかのような気分だ。
こちらの気分はまるで盛り上がらない。残念ながら筆者はノン気なので、美少年とのエッチにはさらさら興味がないのである。そこでシックスナインを提案した。シックスナインなら、目の前で広げられたオマンコにシャブりつくしかない。無心で舐めているうちに盛り上がるだろうとの計算だ。
「じゃあ、シックスナインしようか」
「え、どうすればいいですか?」
「俺が下になるから、マサミちゃんが跨ってくれる」
「え? どういう風に跨ればいいんですか?」
「俺のほうにお尻を向けて」
「こ、こうですか?」
「うん。俺がオマンコ舐めるから、マサミちゃんは俺のチンチンを舐めてね」
「は、はい」
会話のノリは良かったのだが、エッチの経験はそう多くないのだろう。マンコの濡れはいまいちで、フェラチオもお世辞にも上手とは言えない。懸命にシャブっている必死さは伝わるのだが、ときどき歯が当たってしまうのである。
このままでは埒が明かない。シックスナインを中断すると彼女に仰向けになってもらいクンニを開始した。必要以上に口内に唾を貯め、その筆者の唾をマサミちゃんのマンコになすりつける感じのクンニだ。
少々強引だが、これで濡れは大丈夫だろう。人差し指を第二間接まで差し込み、入口の周りをコネコネしてほぐす筆者であった。そして、頃合いを見図りゴムを装着してからインサート開始となった。
ゆっくりとピストンするものの、どうにもマサミちゃんの反応が鈍い。表情を窺うと、眉間に皺を寄せて苦しそうな感じだ。コンパクトサイズの愚息ゆえ、大きすぎて痛いということはまず考えられない。
「ね、マサミちゃん。もしかして痛いのかな?」
「いえ、そうじゃないんです。ちょっと角度を変えてもらえば大丈夫だと思います」
それまでは密着しながらピストンしていたので、角度を変えるために上半身を起こす筆者。
「これならどうかな?」
「は、はい。大丈夫です」
きっとかなりの下ツキなのであろう。愚息の角度が上向きにならないよう気をつけながらピストンを続ける筆者。すると徐々にだが彼女の息が荒くなり、感じ始めてくれたようだ。
だが、筆者の下であえいでいるのは少年のような体つきのマサミちゃんである。どうにも筆者の気分が盛り上がらない。そこで愚息を引き抜き、体位の変更を提案。
「じゃあ、四つん這いになってくれる?」
「こ、こうですか?」
「うん。後ろから入れるから、また痛い角度があったら言うんだよ」
ズニュムヌヌヌ
バックで挿入すると、先ほどとは打って変わって締め付け力が増した。キッツキツである。気を抜くとスグにイってしまいそうだ。そこで、筆者はイメトレを開始する。
“いま、俺は美少年のケツを掘っているのだ”と、妄想する筆者。ノン気ゆえ、気持ち悪さが募ってきて愚息が少しだけクールダウンしてくれた。
しかし、すぐに気持ち悪さが消えてしまい、愚息が悲鳴を上げ始める。この調子でいくと2回戦目はおねだりできそうにない。だったら、この挿入を少しでも長く続けたい! 貧乏性の筆者はそう考えて、さらなるイメトレを行う。
“俺はバカ殿だ。小姓の糞尿まみれの肛門に挿入しているのだ!!”と、志村けんのバカ殿を脳裏に浮かべながら腰を振る筆者であった。
その時である。
「もっと激しく突いてください」
ボソっとつぶやくようにアサミちゃんが告げてきたのである。
「え? いまなんて言ったの?」、ちゃんと聞きとれていたのだが、あえて問いただす筆者。
「も、もっと激しくしてください!!」、先ほどよりも遥かに大きい声で告げてくるマサミちゃん。
後ろからのピストンがよほどお気に召したのだろう。エンクミ似の娘にこんなこと言われたらもうギブアップだ。歯を食いしばり、両手で彼女の腰を抱えて高速ピストンを叩き込む筆者であった。
ふぅ。
10数秒ほどの高速ピストンでアッサリと白旗を上げたトコショー。愚息をソっと引き抜きながら、マサミちゃんの様子を窺う。
「だ、大丈夫だった?」
「はい、最後のアレ、すっごく気持ち良かったです」
「良かったぁ。痛いんじゃないかなって心配してたんだよ」
「じつは私、後ろからされるの大好きなんですよ」
「そうなんだぁ! だったら言ってくれれば良かったのに」
「だって自分から言うのは、恥ずかしいですぅ」
「じゃあ、次のデートの時は最初からバックでしようね」
「はい!」
こうして身支度をしながら連絡先を交換し、駅前まで彼女を見送っていきサヨウナラとなった。
再会を約束したものの、まず二度目はないだろう。ボーイッシュな女性は嫌いじゃないが、体型までボーイッシュすぎるのはノン気の筆者にとって難易度が高すぎるのである。
(文=所沢ショーイチ)
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