中島知子・独占告白の黒幕が「暴露本とヌード写真集」出版を計画か

nakaroom0403.jpg※イメージ画像:NHKドラマ『ルームシェアの女』公式サイトより

 先月29日の『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に録画出演し、芸能活動休止以来初めて公の場で心境を語ったオセロの中島知子。しかしこの独占告白は、所属事務所である松竹芸能や先輩芸人からも白い目で見られることになり、笑福亭鶴瓶は「(テレビ出演より)先に、家賃滞納騒動で迷惑をかけた樹木希林さんに謝りに行かなあかん」と苦言を呈した。中島はコンビ解散と事務所からの退社を望んでいるが、松竹側は「退社の申し出はあったが、再考を促した」とし、放送内容についても「事実と異なる発言が少なからず見受けられたことは極めて遺憾」だとしている。

 事務所を通さない独断でのテレビ出演で、「私は洗脳されていない」と断言した中島。放送ではカットされたが、彼女の復帰を応援し支えていた事務所や、相方・松嶋尚美への不信も赤裸々に語っていたという。一部では中島は精神疾患を患っているとも言われ、事態は解決に向かうどころかますます泥沼にハマッてしまっているようにしか見えない。さらにここ最近の大きな動きは、中島の単独行動でも占い師による洗脳でもなく、ある黒幕によって演出されているとの情報も出てきた。

 先だって中島の現状を報じた25日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、中島が芸能界復帰を望んでおり、また件の占い師女性を歌手デビューさせたいと、業界の有力者に頼み込んでいると伝えていた。この「有力者」というのが、カリスマ編集者で出版界の風雲児と呼ばれる幻冬舎の見城徹氏であり、『ワイド!スクランブル』での独占インタビューも彼が仕掛けたものだといわれている。

「見城氏は『ワイド!スクランブル』にゲストコメンテーターとして出演経験がある。中島のマンション家賃滞納発覚から始まった洗脳騒動ですが、事務所や家族による中島の奪回という一連の流れを報じた際にも、見城氏が出演していた。当時、どのワイドショーでも『洗脳から解放されてよかった』『早く中島に復帰して欲しい』という流れでこの件を報じましたが、見城さんはその見方に異を唱えていた。占い師が全面的に悪人で、中島は一方的な被害者・善人だという決めつけはおかしい、と発言しています。中島自身、『占い師は友人で散在や家賃滞納は自分の責任だ』と言っており、見城氏のこの発言は、まさに中島が言いたかったこと、そう理解して欲しかったことを代弁している形なんです。この騒動の過程で、事務所や相方、家族にまで不信感を抱いた彼女が、見城氏を信頼に足る人だと考えたとしても不思議ではない。もともと見城氏と中島は面識があり、騒動が公になる前に占い師女性を交えて食事をした経験があるとも本人が明かしています。おそらく現在も接触しているでしょう」(芸能ライター)

 見城氏といえば郷ひろみの自伝本『ダディ』や唐沢寿明の『ふたり』、石原慎太郎元都知事の『弟』など大ベストセラーを手がけた辣腕で、暴露本の名手と呼ばれる。そんな彼が洗脳騒動の渦中にある中島の暴露本を出せば、当然話題になることは目に見えている。しかし中島が長く世話になってきた松竹芸能との関係は「辞めます」の一言でスッパリ切ることはできず、事務所所属のタレントである以上、事務所を通さず勝手に暴露本出版に踏み切るわけにはいかない。

「松竹との関係がこじれてしまっているので、仮に独立できたとしても、『元相方や事務所の悪口等を暴露しない』などの条件がつきそう。それにあの状態ではテレビやラジオといったメディアが彼女をタレントとして起用することはまずないですね。また、もし暴露本や自伝執筆となっても、一方的な彼女の言い分を書き散らすことになるので、世間にはそれが“隠された真実である”とは受け止められない」(出版関係者)

 では「暴露本」ではなく、同様にセンセーショナルな「ヌード写真集」ではどうか…という目論見が水面下で進んでいるらしい。

「ヌードと本人の心境を綴るロングインタビューの合わせ技で出版物を制作する…というのが華麗な着地点ではないでしょうか。休業前から激太りしていた中島でしたが、29日の放送では外見的には痩せて美人な昔の彼女に戻っていた。見城氏を深く信頼しているようですから、彼女の性格なら心酔している相手のためにはヌード撮影も辞さないでしょう」可能性は高いと思います」(前同)

 そうした刺激的な活動で一時的に注目されたとしても、その後の中島に芸能界復帰の扉は開けないだろう。事務所に反旗を翻し、人気タレントの相方にも牙をむく彼女は、どのメディアにとってもあまりに使いづらい。本人は早期復帰を望んでいると明言したが、その道は険しそうだ。
(文=西堀淳)

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