佐々木希のNG連発に陰湿悪口も…鬱から救ったのはフカキョン?

sasaki0430main.jpg※イメージ画像:『NOZOMI COLLECTION』
SME

 現在第三話まで放送済みの金曜ナイトドラマ『お天気お姉さん』(テレビ朝日系)。武井咲が主演を務め、関ジャニ∞の大倉忠義、佐々木蔵之介、佐々木希、壇蜜ら個性豊かな面々が彩る一風変わったミステリーだ。

 武井は昨年、3クール連続でドラマに主演するという旺盛な仕事ぶりだったが、いずれも視聴率がふるわず、特に『東京全力少女』(日本テレビ系)では全話一桁(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。今作では通常のドラマより遅い23時台ということもあって、視聴率的なハードルは下がったものの、“低視聴率女王”のレッテルを剥がそうとスタッフも躍起になっているという。しかし現場では、「ある人物のせいで撮影が進まない」とピリピリした空気が流れているとも。

「武井に闘争心を燃やす女子アナ役を務める佐々木希のNGが多すぎて、武井サイドもピリピリしているとか。一部では、『佐々木のせいで、武井の鬱が再発する!』なんて心配とも悪口ともつかぬ声まで聞こえてきました。とはいえ、佐々木だって頑張っている。彼女は昨年出演していたすべてのバラエティ番組を降板し、女優業に専念しはじめたばかり。ポーカーフェイスなのでヤル気がなさそうに見えたり、セリフを覚えてこないとかカンが悪いとか、いろいろな現場で散々な言われようをしていますが、彼女なりに努力はしているようですよ。むしろアレコレ陰口を叩かれて鬱状態なのは、佐々木の方だった」(芸能記者)

 武井はデビュー以来、あまりに急激にメディア露出が増加したため、所属事務所の猛烈なプッシュ、いわゆる「ゴリ押し」女優だとネット上でしばしば揶揄されている。これを武井本人も気に病み、“プチ鬱”状態だったというのだ。しかし今年1~3月はドラマ出演もなくしばしの休養をもらい、なんとか回復して新ドラマの撮影に挑んでいるようだ。だが前出記者の言うように、一方の佐々木も芸能界を迷走中で「演技がヘタすぎ」「バラエティでも使えない」とバッシングを受けたうえ、自身の展開していたアパレルブランドも閉鎖に至り、落ち込んでいたという。

「でも、最近の佐々木さんは変わった。一時期の鬱状態が嘘のように元気になったように見えます。というのも、昨年のドラマ『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(フジテレビ系)で共演した深田恭子さんと、ずいぶん仲良くなったからのようなんです。このドラマも撮影中は佐々木がNGを連発してフカキョンはイラついていたそうで、『佐々木が噛んだ瞬間に、すさまじい目つきで睨む』なんてこともあったそうですが、打ち上げですっかり意気投合。フカキョンはああ見えて男っぽい性格で、過ぎたことはグチグチ言わないサッパリした女性。おまけに可愛い女の子が大好きなので、今は佐々木さんのことを大のお気に入りとしてプライベートでも連れ歩いていますよ」(業界関係者)

 女優として大先輩の深田と接しているうちに、仕事に悩んでいた佐々木も吹っ切れたということだろうか。深田も決して演技力が達者ではないが、10年以上も女優経験を積み、いくつかのハマり役も得て現在まで生き残っている。佐々木も深田のように「ハマる」役に出会うことができれば、女優として脱皮することができるだろう。もちろんそれは武井咲も同様だ。

 ちなみに、第三話までの時点では、『お天気お姉さん』の視聴率はおおむね好調で手堅いファンがついているようだ。初回11.9%、第二話10.1%、そして第三話で9.5%と一桁に落ちてしまったが、過去一年に同枠で放送されたドラマの中では比較的好調である。制作にあたっては経費節約を合言葉に低予算での撮影を行っているというから、費用対効果は良いと言っていいだろう。このまま視聴率を稼ぎ、現場の雰囲気も明るくなればよいのだが…。

men's Pick Up