アゴが飛び出そう!? 板野友美だけじゃない「整形疑惑」と最先端プチ整形


 ヒアルロン酸によるプチ隆鼻術は、2万円程度から価格設定されており、まだギャラの安い若手タレントでも手を出しやすいのだろう。施術例の写真を見てみると、確かに板野のような高い鼻やくっきりした「美形アゴ」が一瞬で手に入るようだ。ただし、やりすぎには注意が必要だという。

「数カ月で効果が切れるので、また注射を打つ。その繰り返し。結果、肌が本来の弾力を失って、ブニブニした皮膚になってしまうんです。皮膚に注入したヒアルロン酸が吸収されずに皮膚内に溜まる場合があるためです。直接タレントさんのお肌を触るヘアメイクさんは、その感覚ですぐに『あ、このコやってるな』ってわかるんですよ。だからそういう肌になってしまったタレントやモデルは、こっそり『あのコ、ブニブニちゃんよ(笑)』なんて嘲笑されていますね」(前出・美容ライター)

 さらに表情筋を緩めることで頑固なシワを消すボトックス注入も20代後半あたりからのタレントには人気だが、これも注入量の失敗や注入箇所を間違えると、皮膚が不自然に引きつり、ひどい場合には「笑おうとしているのに顔が笑っていない」という芸能人にとっては致命的な“表情の喪失”に陥ることもあるという。

 美醜を競う華やかな世界で活躍する女性タレントたちは、誰でも生まれ持った美貌をさらに高めたいという欲望があるだろうが、美容整形の繰り返しで取り返しのつかなくなった前例はいくらでもある。

「アンジェリーナ・ジョリーのようなふっくら唇を目指した結果、ハチにでも刺されたかのように唇が腫れ上がって恐ろしい顔になってしまった海外セレブは多い。あと、いろんな注射を顔に打ち過ぎると、最終的に皮膚はパンパンに張っているのに目がものすごく小さくなるんですよ。シワ消しの副作用で目が異常につり上がったりとかも。いずれにしろ、ほどほどで止めておくのが正解ですよ。10代、20代でお肌がブニブニなんて笑えませんから」(前同)

 全盛期の美貌を失ったとしても、年相応に老いていくのは自然なことで、年齢に応じた美しさを見せれば済む話。ホラー映画のような末路だけはたどってほしくないものである。
(文=天秋あゆみ)

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