「汚れハーフ」枠で人気のLiLiCoに強敵!? 元祖肉食系ハーフ・中西モナが復活か

nakanishi0301.jpg※イメージ画像:『モナ 本当の私』日経BP社

 いまテレビ界を席捲している美人ハーフタレントたち。ローラやベッキー、トリンドル玲奈、春香クリスティーンらが活躍し、彼女たちをテレビで見ない日はないほどの状態になっている。そんな中、異彩を放っているのが超肉食キャラとして台頭してきたLiLiCo(42)だ。

 スウェーデンで生まれ育った彼女は18歳の時に歌手を目指して来日。しかし、日本語もロクに話せなかった彼女に日本の芸能界は冷たく、下積み生活が続いた。21歳の時にマネジャーらと独立するも、所属歌手が事務所の金を持ち逃げしたことによって差し押さえに遭い、5年間の車中生活まで経験している。こうした生活でハングリーさを養った彼女は、24歳の時に加納典明撮影の写真集でヌードを披露し、Vシネマでも大胆に脱いでいる。

 自らプロデューサーに「番組に出してほしい」と直談判を続けていた彼女は、01年に映画コメンテーターとして『王様のブランチ』(TBS系)のレギュラーをゲット。さらに、一昨年に『歌うま女王は誰だ!? 歌がうまい王座決定戦 春の大激突スペシャル』(フジテレビ系)に出演し、バラエティータレントとして開花した。トーク番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)では“猛獣キャラ”を爆発させ、「目当ての男性を見つけたら強引に家に持ち帰る」と笑顔で語り、褐色の美脚を男の足に絡ませるという必殺技まで披露。マリエなどモデル系のハーフタレントでぶっちゃけキャラはいたが、ここまで開き直った猛獣ぶりを見せた者はおらず、一部では「汚れハーフ」という新ジャンルとして認識されている。

 現在、この「汚れハーフ」枠はLiLiCoが唯一無二の存在であり、それもあって彼女は引っ張りだこ状態。これに目をつけた中西モナ(旧姓・山本=37)が「汚れハーフ」枠での復活を目論んでいるという。

「一昨年、結婚を機に芸能界を引退したモナですが、今春の復帰を目指して各テレビ局に挨拶回りをしているようです。彼女は局アナ時代からチヤホヤされたいという願望が強く、静かに結婚生活を送れるようなタイプではない。しかし、不倫騒動で所属していたオフィス北野に大迷惑をかけ、そのまま逃げるように芸能界を去った彼女は、本来なら復帰できるようなタレントではない。それは本人も分かっているらしく、オフィス北野にしっかりと仁義を切った上で別の事務所からの再スタートを狙っているようです」(芸能関係者)

 昨年7月に女児を出産した彼女は、芸能界のママタレ最大勢力のボスといわれる神田うのに急接近し、ママタレとしての復活も考えていたようだ。しかし、最近はママタレが急増しており、ハーフタレントと同じく競争は激化。とても「過去の人」であるモナが勝ち残れるものではなさそうである。そこで彼女は、LiLiCoのキャラに目を付けたということのようだ。

「モナは国会議員との路上キスやプロ野球選手とのラブホ不倫でキャスターを二度もクビになっており、まさに肉食系ハーフの先駆け的存在。開き直ってぶっちゃけトークをすれば、LiLiCoよりもネタは豊富でしょうし、十分に再浮上の目はあります。問題は業界の反応だけ。オフィス北野から完全に見捨てられた彼女を拾う事務所があるのかどうか。一部では、なかなか事務所が決まらないため、個人事務所を開設するという情報も流れています」(前同)

 LiLiCoのつくった流れにちゃっかりと乗って、汚れキャラで虎視眈々と復活を狙っているモナ。彼女の暴走によってスキャンダルを蒸し返されかねない過去のオトコたちは戦々恐々だろうが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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