宮崎あおいは「脱ぎ損」? 大胆濡れ場披露の主演映画が大コケ

miyazaki0214.jpg※イメージ画像:『女優美学2』東京カレンダー

 公開中の主演映画『きいろいゾウ』で大胆な濡れ場を演じた女優の宮崎あおい(27)。冒頭から全裸で風呂から飛び出すシーンがあり、夫役の向井理(31)との二度にわたる生々しいセックスシーンも披露。濡れ場効果があったのか、14日には新宿ピカデリーでヒット記念の舞台あいさつが行われた。

 しかし、その話題性に反して業界では「大コケ」との声が上がっている。

「原作小説の売れ行きは好評ですし、若い世代に人気の高いふたりが主演ということで関係者は大入りを予想していましたが、結果は観客動員数ランキングで初登場7位。2週目は8位に順位を下げ、このまま圏外に消えていきそうです。とてもヒットとは言えず、“記念舞台あいさつ”は実質テコ入れでしょう。『宮崎あおいは脱ぎ損』なんて声も聞こえてきています」(映画関係者)

 2月2日から全国236館で公開された同作は、初日2日間で観客動員6万3,653人、興収は8,549万円を記録。だが、この数字は公開2週目だった『ストロベリーナイト』、3週目だった『東京家族』にも負けている。しかも、観客動員6万3,653人を全国の上映数で割ると1回の上映で1館あたり30人しか入っていない計算になり、一部週刊誌では「大学の自主映画サークルの上映会と変わらない」とまで揶揄されている。

 清純派のイメージを脱ぎ捨てて濡れ場まで演じた宮崎だったが、その効果は興行成績には結び付かなかったようだ。宮崎といえば、元夫・高岡蒼佑(31)がV6・岡田准一(32)との不倫をTwitterで暴露するなどしたことで急速にイメージダウン。一時はCM女王といわれたが、この暴露で契約数は減少し、CMギャラもダウンしたと報じられている。

 イメージ悪化が今回の大コケと関係しているのであれば、女優としても窮地に立たされていることになりそうだ。だが、彼女は『舟を編む』(4月公開)、『ペタル ダンス』(4月公開)、『神様のカルテ2』(2014年公開予定)と立て続けに映画の仕事が入っており出ずっぱり状態。落ち目というより、むしろ仕事が増えているのだ。

「高岡の暴露でイメージが悪化し、それを危惧した事務所側が宮崎のCMや映画のギャラを大幅に下げた。さらに『きいろいゾウ』で脱げる女優であるとアピールし、生き残りを画策したのでしょう。業界トップクラスの高額ギャラで脱ぎや過激な濡れ場はNGだった頃と比べれば、制作側としては非常に使いやすくなった。知名度は相変わらず一流クラスであり、現状は“お得感”によってオファーが急増したといえます」(前同)

 高岡の暴露は「ネットで吠えてるだけ」とも揶揄されていたが、確実に宮崎はダメージを負っており、その焦りによってギャラダウンと濡れ場解禁をしたようだ。しかし、前述したように主演映画は大コケ。お得感によってオファーを出した制作側も、興行成績が乏しくないとなれば態度が変わってしまうだろう。今後の出演作の成否に宮崎の将来が掛かっていそうだが、もし失敗すれば更なる過激なセクシー路線に進むしかない。男としては、そんな彼女を見てみたい気もするが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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