11~12月は絶好のセックス月間…狙え「飛び込みセックス」!!

christmas1122.jpg※イメージ画像 photo by Bobi-home from flickr

 11月といえば酉の市、七五三、ボジョレーヌーボー解禁など様々な行事が目白押しだが、やはりなんといっても「クリスマス1カ月前」のニュアンスが1番強いのではないだろうか? というのはあくまでも女性側の意見。対する男性陣のほとんどは、「クリスマスなんぞどうでもいい」というのが本音だろう。仕事納めを控え激務が続くなか、レストランを予約したりプレゼントを用意したりしている時間は、働くオトコにはないのだ。そもそも金がかかる。年末はただでさえ物入りな時期だというのに、不要な出費はなんとか抑えたい。

 だが、女性にとってクリスマスは、1年でもっとも大事なイベントといっても過言ではない。女子会云々というのはあくまでも建前で、クリスマスは異性と過ごしたいのが本音。オンナ同士、ましてや1人ぼっちのクリスマスなんぞ真っ平御免だと思っているのだ。クリスマスにデートするオトコがいないのは、女性のプライドに関わる重大問題なのである。

 そのため11月のオンナたちは、「クリスマスを何が何でもオトコと過ごすため」、あの手この手と尽くす。そのため、ほかの月よりも確実にガードが緩くなっている。ガードというのは、言うまでもなくセックスに対するガードだ。ほかの月なら、「正式交際するまでは絶対にセックスしない!」と、自己流のセックススタンスを掲げる女性も、11月は悠長なことを言っていられないのだ。正式交際の申し込みを待っていてはクリスマスが過ぎてしまう。また、「正式交際してからも、1カ月はセックスしない」主義の女性も、クリスマス当日にぶっつけ本番でセックスするよりも、事前に相性を確認しておきたいと考えるだろう。

 よって、11月は絶好のセックス月間ということになる。このセックス景気は、12月中旬くらいまでは続くだろう。12月も20日あたりを過ぎると、あまりにも即席感が出てしまうので、情緒がない。オトコとしては情緒なんぞどうでもいいと言いたいところだが、あいにく女性という生き物は、情緒を重視する傾向にあるのだから仕方ない。

 さて、11月~12月中旬のセックス月間を有効に活かすにはどうしたらいいだろうか? ほかの月は、「下手な鉄砲は数撃っても当たらない」が、今の時期はとにかく数を撃つことをオススメしたい。手当たり次第に声をかけるのだ。もちろん、人によって得意な猟場と苦手な猟場があるだろう。かの徳川家康も、野戦は得意だったが城攻めは苦手だった。現代男性とて、クラブナンパが得意な者もいれば、路上ナンパが得意な者もいるだろう。ネットナンパに長けた男性もいれば、同コミュニティ内を猟場とする男性もいるはずだ。いずれにせよ、短期決戦になるため、自分が1番得意な猟場に出るべし。

 また、得意な猟場内で、どのようなタイプの女性に狙いを定めるのかも重大なポイントである。「クリスマスにオトコと過ごさなくても平気!」という達観したタイプではなく、典型的な恋愛体質の女性がベター。

 次に口説き文句について。ほかの月は、好きだの愛しているだの、正式交際を匂わせるようなワードは後々面倒なことになるのでタブーだが、今の時期はそれらのセリフを駆使してこそなんぼである。この時期の女性たちは、「クリスマスを一緒に過ごせる男性」を探しているのだから。「いいカラダしているね」「試してみる?」などのヤリチン発言は絶対にNGということをお忘れなく。

 こうして、めでたくベッドインという流れになるのだが、問題はその後。後戯のことではない、クリスマスのことだ。クリスマス前の時期、典型的恋愛体質女性を、甘い言葉を用いて股を開かせたのだから、当然のことながらばっくれてはいけない。クリスマス当日も一緒に過ごしてこそセックス紳士である。「好きでもない女性とクリスマスを過ごすのは苦痛だ」と思うかもしれないが、聖なるサンタクロースならぬ性なるサンタクロースになりきって、セックスをプレゼントするのも一興である。
(文=菊池 美佳子)

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